平成29年度第7回玉名市総合防災訓練を開催しました
第7回玉名市総合防災訓練を開催
菊池川・繁根木川の氾濫を想定した訓練を実施
大雨による大規模災害を想定した市防災訓練を11月26日、玉名町小学校・玉名女子高校で開催しました。この訓練は市防災計画に基づき、毎年行っているものです。
訓練は、菊池川・繁根木川の上流部で雨が降り始め、市に大雨洪水警報・土砂災害警戒情報が発表され菊池川・繁根木川が氾濫危険水位に達したと想定。国土交通省菊池川河川事務所はじめ陸上自衛隊、玉名警察署、玉名消防署など16機関約200人と玉名町校区の市民約330人が参加しました。
午前9時、玉名町校区に防災行政無線のサイレンと玉名市安心メールで避難勧告を発令。消防団が避難の呼び掛け、警察署と消防団が避難誘導を行い、市民は玉名町小体育館に避難を開始しました。避難終了後、玉名町小体育館では国土交通省菊池川河川事務所が防災に関する講話を行いました。
玉名女子高校では、公民館の裏山が崩れ建物内に土砂が流れ込んで複数の負傷者がいると想定した訓練を開始。警察署・消防団・玉名市建設協会がスコップや重機を使って土砂を取り除く一方、警察署・消防団が負傷者を担架で救出しました。その後、消防署・玉名中央病院・玉名郡市医師会が救出された負傷者を程度に応じて治療の優先を判別するトリアージを実施。今回の負傷者役は、玉名女子高校の生徒と九州看護福祉大学の学生が行いました。
その他、消防団が土のう積み訓練、自衛隊・女性消防隊・玉名女子高校の生徒が炊き出し訓練、消防署と熊本県防災消防航空隊がヘリコプターやロープを使った救出救助訓練を行いました。
訓練参加機関
国土交通省九州地方整備局菊池川河川事務所、陸上自衛隊、熊本県、熊本県防災消防航空隊、玉名警察署、玉名消防署、玉名市消防団、公立玉名中央病院、玉名郡市医師会、玉名市建設協会、九州看護福祉大学、玉名町校区、玉名町区区長会、玉名町小学校、玉名女子高等学校、玉名市
協賛
コカ・コーラウェストベンディング(株)、サントリービバレッジサービス(株)、大塚製薬(株)
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