障がい者の人権
更新日:2009年3月1日
ノーマライゼーションを目指して
障がい者個々人が置かれている状況は、障がいの種類・程度や生活環境などによってさまざまです。共通の課題は、障がいがあるからといって可能性が否定されることなく、それぞれの能力を最大限活かし、社会の一員として地域の中で暮らすというごく当たり前の事です。
現在、障がいのある人には多くのバリアがありますが、皆でそのバリアを取り除いていくことによって、結果的に障がいのある人も住みよい「ノーマライゼーション」の理念が行き届いた社会を築くことができます。「心のバリア」を取り除き、障がいをその人の個性として捉え、それぞれの状況に応じて接することからはじめましょう。
障がいの種類
身体障がい
視覚・聴覚障がい、肢体不自由、内部障がい
知的障がい
知的機能の障がいで18歳までに現れるもの
精神障がい
統合失調症、精神疾患による障がい
障がいの原因
- 生まれたときからの障がい
- 病気や事故による障がい
- 老化がもたらす病気による障がい
情報のバリア
手話、音声や点字による情報の不足から、情報の収集・伝達が阻害されていること
心のバリア
障がいに対する誤った認識・偏見など
物理的なバリア
道路の段差、路上の放置自転車など、障がいのある人の行動が阻害されること
制度的なバリア
障がいを理由に、免許・資格取得、就労の機会などが制限されること
ノーマライゼーションとは…
障がいのある人も、同じように社会の一員として、お互いに尊重し合いながら地域の中で生活できる社会を目指すこと。
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