〜キラリ輝く人たち VOL.1〜 男女共同参画社会をめざして
更新日:2015年7月1日
女性目線でキラリと光る農業【楠岡浩美さん】
プロフィール
- 玉名市天水町在住
- 認定農業者連絡協議会女性部長
- 加工品生産の「おっぺしゃん工房」で女性目線を生かす
農業で女性目線を生かすために必要なことは何ですか?
女性の農業者自身が勉強し、力をつけていくことが重要です。消費者は圧倒的に女性が多いので、女性目線で商品開発や価格を決めることで消費者のニーズをつかむことができます。女性ならではの視点でもっと利益を上げられるようにと思っています。利益が出せると夫も納得してくれますので。
それと家族の理解はとても大切です。子育てはパートナーの協力が不可欠なのは言うまでもありません。夫婦で農業を営む姿を見て育った子どもは、自然と男女平等の感覚を身につけていきました。3人の息子たちは、今でも料理などの家事を自然にしています。小さなころからの関わり方が大事ですね。
仕事と家庭の両立はどのようにされていますか?
うちの場合、夫が畑から「先に帰ってもいいよ。」と言ってくれるので助かります。そういった時間のやりくりで、やりがいのある「おっぺしゃん工房」に関わることができています。それといい意味で「手抜き」を覚えました。効率よく家事などを回していく中で、頑張りすぎないことが大切だと感じます。
若い人たちへのメッセージ
自分らしく、好きなことができるといいですよね。女性も夜の会合へ普通に参加できるようになればいいし、夫が育児休業を取るのも自然に選択できればと思います。「男だから、女だから」ではなく、「自分らしく、やりたいことをしていく」。そんな世の中になるといいですね。子どもたちが結婚しても、息子たちのパートナーには自分らしく、本人たちの意思を尊重して生きて欲しいと思います。
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