〜キラリ輝く人たち VOL.4〜 男女共同参画社会をめざして
多様性の尊重と好奇心【由富章子さん】
プロフィール
1957年生まれ
眼科医、熊本県眼科医会理事
エッセイスト等としても、幅広く活動
どのような仕事・活動をされていますか?
専門は眼科ですが、内科も経験しました。現在は眼科医として医療に携わっています。私が学生の頃は、医学部の学生に占める女性の割合は1割程度でしたが、現在は4割程度まで増えました。時代の流れですね。
医療以外の分野にも関わることがあり、いろいろな審議会等の委員も経験しましたが、「女性初」や「最年少」といわれることが多く、当時は珍しがられました。
医療やさまざまな活動の中で、女性ならではの視点を生かせることは?
審議会等の委員は、団体の代表で選ばれることが多いのですが、私の場合はそのような肩書がない分、自分の意見を言いやすいというメリットがあります。その意見の中に女性の視点を生かしています。また、多様な意見を反映するために女性の視点は必要ですが、女性自身も自分の意見をしっかりと言うための訓練や経験が必要だと思います。以前に比べると、しっかりと意見を言える女性の人材が育っていますね。
仕事と家庭生活の両立はどうされていますか?
「仕事は仕事」「家庭は家庭」というようにチャンネルの切り替えをしています。家庭での私と、医師としての私は、同じ人間でも格好やふるまいは違いますからね。
男女共同参画社会を実現するために必要なことは?
多様な意見を尊重することが大切だと思います。個々人でライフスタイルが違いますし、世の中にはいろいろな人がいます。多様性(ダイバーシティー)で社会は成り立っていますよね。多様な個性を認め合うことが必要ではないでしょうか。
若い世代へのメッセージ
もっと好奇心を持ちましょう。最近の若い人は、スマートフォンのゲームなどをよくしていますが、世の中にはもっと興味深いことがたくさんあるので、もっと本を読むなどして、さまざまなことを調べ、知識を増やしてくと良いのではないでしょうか。
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