〜キラリ輝く人たち VOL.9〜 男女共同参画社会をめざして
今よりもっと素敵な人生に・・【村上優子さん】
プロフィール
- 玉名市男女共同参画審議会委員
- 玉名商工会議所(広報・福利厚生委員)
- (株)ゆめ花工房代表取締役
男女共同参画審議会委員を経験されていかがでしたか?
委員の仕事を引き受けたものの「男女共同参画」って、ちょっと難しいのかなと思いましたが、日頃の生活の中や仕事をする中でこんなことが男女共同参画なんだなあと思えるようになりました。はっきり言って、今まで男女差の不満などはありましたが、男女共同参画についての関心はあまりなかったかもしれません。
しかし、会議に参加するうちに、社会の中には男女に限らずまだまだ不公平、不平等な部分があり、それに対しどのような施策をすればよいのか、市民へどのように啓発すればよいのかが大きな課題であることもわかりました。
私がこの委員をしていることもあって、会社内でも「男女共同参画」についての話題が出るようになりました。社員の中から「男女共同参画って何ですか?」の問いかけで、社内に啓発するきっかけになりました。
私の会社は葬儀や開店等の催事花の取り扱いが主です。社員数が少ないため、みんな仲が良く家族のようなものです。昼食をとりながらなど話をする機会も多く、たくさんの話題が飛び交い活気があります。一人一人が考え、楽しく仕事ができるような環境づくりは私の業務であると考えています。プライベートな悩みや困りごとも相談しあい、業務に支障が出るような場合は互いにカバーしあったりしています。コミュニケーションは仕事を継続するためには重要なことだであり、今盛んに言われている「仕事と生活の調和(ワークライフバランス)」の体制が自然にできていると思います。社員が自分の仕事に誇りと自信を持っているからこそできる調和ともいえます。
ご自身の経験で男女の差を感じたことはありますか?
葬儀の際の祭壇を飾る仕事は、以前は男性が多かったと思います。でも、必ずしも男性じゃなくてもできる仕事なんですよね。しかし、女性が行くと「女が来たのか」と言われたり、軽くあしらわれたりしたこともありました。
女性だからといって祭壇の装飾が下手なわけでもないのに、ただ単に女性というだけでマイナスに取られていましたね。そのような傾向は、年配の方から言われることが多かったように思います。女と男は生まれながらに性差はありますので、状況によっては配慮するところはありますが、基本的には互いにカバーしあって成り立つ部分が多く、一概に男女の差はないと思います。女性だからこそ気づく部分もあるのではないでしょうか。
若い世代に伝えたいことは何でしょうか?
いろんな場に行ってほしい。また、いろんなことにトライしてほしいと思います。
「場」とは、海外であったり、国内でも今いる場所と違う場所のことです。今いる現状をちょっと離れることで、違う視点で日本や自分を見つめ直すことができますし、新しい発見もあると思います。
また、違う場(グループ)に参加することで、多様な意見や考えを聞くことができます。
人から誘われたら、尻込みせず、参加してみるといろんな出会いがあり、自分の糧になると思いますので一歩踏み出してみることが自分を大きく成長させると思います。私も今、韓国語の勉強中ですが、いくつになっても興味を持ってトライすれば、また新しい素敵な人生を送れると思います。
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