「菊池川堤防のハゼ並木」清掃・保全活動が行われました
更新日:2018年12月5日
2018年12月2日、玉名町校区まちづくり委員会主催の「玉名市菊池川ハゼ並木清掃・保全活動」が行われました。
この清掃活動は2014年から実施されており、今年で5回目。木蝋(植物性樹脂を原料としたろうそく)の原料として江戸時代に3.2kmにわたって植栽された菊池川堤防のハゼ並木を保全していくための取り組みです。
この日は、高校生(玉名高校・玉名工業高校)47人を含む93人が参加。はじめにハゼの実やハゼ蝋の活用用途などの説明を受け、その後「ハゼの実採取」「ゴミ拾い」「ハゼの木の蔦(ツタ)切」の3グループに分かれて作業しました。
「ハゼの実採取」では、来年以降も継続して実がなるようにするための、正しい実の採り方を学びながら作業しました。
この日採取したハゼの実約50キログラムは、業者に買い取っていただき、今後の活動の資金源となります。
ハゼ並木は、10月末〜11月にかけて真っ赤に紅葉します。菊池川や雲仙普賢岳と相まって、雄大な景観が続きます。
江戸時代に特産品奨励品として植栽されたという歴史や景観、資源としてのハゼの実など、さまざまな形で地域の宝となっている「菊池川のハゼ並木」を地域で守っていく取り組みを今後も継続していってほしいと思ます。
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