外国人の人権・国際人になるためには
人、物、情報とあらゆる側面でグローバル化が進み、国境を超えたさまざまな人々の移動が活発になっています。玉名市でも現在、外国人登録者数が約350人で年々増加傾向にあります。
世界の国々では、ことば、生活習慣、宗教、文化などがそれぞれ異なります。その違いからくる誤解や偏見などにより、日本で暮らす外国の方の人権にかかわるような問題が生じています。
外国の方の中には、仕事や病院、近所づきあいなどでの会話、また、気持ちや考え方の表現が十分でなかったりして、誤解を招くことがあります。例えば、同じ職場仲間で仕事の分担を差別したり、通りがかりに道を尋ねられた時、外国人だから見た目が違うからということで、無視した事などありませんか?
外国の方が玉名市に住むことになった事情は、研修、結婚、仕事の都合などさまざまで、私たちが同じ事情で外国で生活することになる可能性も考えられます。自分が外国で生活することになったとき、あるいは、外国に旅行したとき、「外国人だから」というだけで差別的な扱いを受けることを考えてみてください。
私たちが差別的態度をとる大きな原因は、相手のことが分からないということです。まずは「おはようございます」「こんにちは」など、あいさつを交わしてみましょう。そして、お互いをよく知り、お互いの違いを認めることが、“真の国際化”のために大切なことではないでしょうか。
玉名市では、瓦房店市(中国)やクラリンダ市(アメリカ)と友好・姉妹都市を結び交流を図り、民間交流も盛んで玉名在住の外国の方々を招いての交流会や料理を通して外国の文化に触れる「世界の料理教室」を開催するなど、草の根の国際交流を実践し、世界に開かれたまちづくりを展開しています。
私たちの玉名市が「外国人が住みやすいまち」として有名になったら素敵だと思いませんか?
外国人が住みやすいまちを目指しましょう
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