女性の意見を生かすために必要なことは

昨年度実施した男女共同参画に関する意識調査では、20代から30代といった若い世代ほど「個人(特に男性)の意識を変えること」が大事であると考え、年代が上がるにつれて、「いろいろな分野で女性の登用を進めること」といった社会システムの変革が効果的であると考えている人が多いことがわかりました。

女性が活躍できる玉名市へ

玉名市では、地域社会のさまざまな分野にもっと女性が進出して欲しいと考えている人が多いようです。その中で行政協力員(区長)への女性の進出期待は、全体で見ると50%程度でしたが、男性回答者の約60%、女性回答者の約40%が女性も区長になった方が良いと答えていて、女性区長が増えることを望んでいる人が多いことがわかります。

あらゆる分野で女性の意見がもっと多く取り入れられるように、女性の進出が遅れている分野への登用をさらに進め、女性ならではの視点を広く社会の中で生かせるようにすることが今後の課題です。

なお、表に示されている回答は、回答者総数(N)、限定回答者数(n)を分母とした百分率(%)で示しています。また、特に数字を示していない場合、一般市民N=974人(有効回答数)とします。

役職へ女性が進出することについて

回答者総数:974

民生委員・児童委員

• そう思う　81.7パーセント
• そう思わない　10.8パーセント
• 無回答　7.5パーセント

農業委員

• そう思う　41.9パーセント
• そう思わない　46.2パーセント
• 無回答　11.9パーセント

行政協力員(区長)

• そう思う　51.8パーセント
• そう思わない　37.3パーセント
• 無回答　10.9パーセント

PTA正副会長・教育委員

• そう思う　69.9パーセント
• そう思わない　18.8パーセント
• 無回答　11.3パーセント

県議会議員・市議会議員

• そう思う　74.5パーセント
• そう思わない　15.3パーセント
• 無回答　10.2パーセント

職場での管理職

• そう思う　70.6パーセント
• そう思わない　19.3パーセント
• 無回答　10.1パーセント