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「迎えるいのち」写真展を開催しました

更新日:2018年10月10日

出産・命をテーマに写真を撮り続けているフォトグラファーの児島由季子氏(福岡県大牟田市)の写真展を玉名市役所1階ロビーで開催しました。

自殺予防啓発の一環として、いのちの誕生を迎える出産を通して、誰もが生まれる力、育つ力をもち、周囲の人たちに支えられながら生きている「いのちの大切さ」を考え、自分のいのちと向き合う機会とすることを目的に企画しました。

妊娠から出産までのそれぞれの家族の様子が展示され、あたたかい空間が広がりました。

フォトグラファー児島由季子さん

1985年生まれ、大牟田市在住、長洲町出身。熊本学園大学付属高校を卒業後、フリーフォトグラファーとして活動。日本の風土や文化を通して人々の生きる姿を撮影。2011年に、家庭分娩(Home Birth)専門の開業助産師・村上恵理さん(天水町)と出会い、出産をテーマに撮影を開始。計13件の出産に立ち会い、県内各地で写真展を開催。命の誕生を迎える姿、大切さを伝えている。3児の母。

迎えるいのち写真展の様子の写真

 


お産って苦しいもの?

1人目の子どもを産んだときに、人生観が変わったという児島さん。本当に子どもが可愛くて「女って幸せだな。子どもを産むって幸せだな」と心から思いました。子どもを産むことはとても大変なことで、育てていくことはとてもきついこと。そんなイメージがよく語られていますが、「そんなことはない」と児島さんは言います。出産は痛くてきついけれど、その先にそれ以上の喜びがある。「きついもの」というイメージではなく、「嬉しくてこのうえなく幸せなこと」だと広めたいと強く語りました。

それぞれの家族ドラマ

児島さんは、撮影の依頼を受けると、妊娠・出産・子育ての全ての場面でご家族に会いに行きます。長い間関わることで、母だけではなく、父や兄弟の思いにも耳を傾け、新しい家族が増えることの喜びを写真で表現。出産を通して、家族の形や気持ちが変化していく様子を写真で記録しています。「いろんな家族がいますが、出産で家族みんなが1つになるんです。とても幸せな時間がそこには広がっています。周りに支えられてこそ、出産ができる。この写真展は、お父さんにこそ見てもらいたいですね」と児島さんは言います。

児島さんと林田さんの写真


写真:児島さん(左)と林田主査(右)

林田弘子主査(総合福祉課)

村上理恵さんの講演会がきっかけで家庭分娩を選び、児島さんに撮影されながら出産しました。

子どもたちに出産を見ておいてほしいという思いで家庭分娩を決意。「みんなで命を迎えたいと思いました。生まれてきたときに兄弟みんなが1つになった瞬間を感じ、感動しました」と当時を懐かしく話しました。

写真展を訪れた人の声

田上さん(大浜)

児島さんと田上さんの写真


「自分が出産したときのことを思い出す」と話した田上さん。田上さんが出産した頃は、「出産は女性が1人で頑張るもの。男性に出産の様子を見せるなんてとんでもない」という考えが当たり前。このように写真を撮って公開するなんて考えられませんでしたが、その代わりに近くにはいつも一緒に育ててくれる家族や近所の人がいました。

今では、男性の立ち会い出産は珍しいものではなく、ビデオや写真を撮影する人も多くいます。「今は核家族化して家族は小さくなり、近所の交流も少なく、関係性は昔ほど強くありません。だからこそ、新たな命をみんなで迎え、記録に残していくことで、より家族の絆を強く感じているのかもしれません。」と話しました。写真を見ながら「あぁ、この家族はこれからもずっと1つになっていくんだろうなぁと感じますね」と話す田上さんに「そう言っていただけて嬉しいです」と児島さんは目を細めました。

写真展を企画した藤森由美参事(総合福祉課)

生まれること、育つことは貴重なこと

女性と男性が2人とも子どもを授かることのできる身体の状態であること、その期間のうちに妊娠すること、お腹の中に赤ちゃんがいる約10ヶ月間、母子ともに健康な状態であること。数々の奇跡が重なって出産できます。玉名市で母子手帳を発行する中で、実際に子どもが生まれるのはそのうち8割を超えるほど。妊娠が叶わなかったり、赤ちゃんが亡くなったりする現実に、たくさんの人がつらい思いをしています。

「生まれ、育てられ、生きていけるということは、貴重なことだと感じています」と藤森参事は言います。

藤森さんの写真



ホッとしてほしい

総合福祉課の窓口で、自殺の相談を受けることもある藤森参事。「生きていると本当につらいことや苦しいことがあって、それを乗り越えていくことは簡単ではありません。自尊感情が低く、「自分は生まれてこなければ良かった」と話す子どももたくさんいます。でも、生まれることや育つことが奇跡だってこと、たくさんの人に関わってもらって生まれたことを、ただ知ってほしいんです」

お腹の中の赤ちゃんは、母にホルモンでサインを送ることで陣痛を引き起こし、母親の骨盤に合わせ、回転しながら生まれてきます。出産には、お母さんの産みたいという気持ち、赤ちゃんの生まれたいという強い気持ち、そして赤ちゃん自身の工夫が必要です。「児島さんの写真を見ることで、自分がこうして生まれてきたんだなということを感じて、ホッとしてほしいです。愛されて、望まれて、生きることへ強い気持ちをもって生まれてきたことに気づくきっかけになると嬉しいです」と藤森参事は写真展への思いを語りました。

期間

平成30年9月21日(金曜日)午後0時から10月9日(火曜日)午後1時まで

観覧時間 平日 午前8時30分から午後5時15分  

場所

玉名市役所1階 ロビー

内容

「迎えるいのち」 児島由季子 写真展 (チラシ)(PDF 約298KB)

いのちの誕生を迎える出産を通して、誰もが生まれる力、育つ力をもち、周囲の人たちに支えられながら生きているという「いのちの大切さ」を考え、自分のいのちと向き合う機会になっていただけたらと思い、写真展を開催しました。

「迎えるいのち」 児島由季子 写真展 チラシ画像 (イベントは終了しています)


 


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玉名市役所 健康福祉部 総合福祉課
住所:〒865-8501 熊本県玉名市岩崎163
電話番号:0968-75-1121
ファックス番号:0968-73-2362この記事に関するお問い合わせ


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