地元高校生による地域貢献活動が行われました
12月3日と9日の2日間、熊本県立北稜高校造園課の生徒5名が、現場実習と地域貢献活動を兼ねて、小岱山丸山キャンプ場の整備を行いました。
丸山キャンプ場は『雨天時にキャンプサイトの土が流れてしまう』ことが以前から課題となっており、周囲を縁石で固めていないキャンプサイトについては、その被害が顕著に現れていました。
そこで、北稜高校造園課の生徒さんが現場実習の一環として、キャンプサイトの1区画を先生の指導のもと、周囲をコンクリートで固め、雨天時に土が流出しないよう整備を行いました。
今回、作業を行った造園課の山下慶信(やました けいしん)さんは、『作業は大変でしたがキャンプ場の人たちが安全にキャンプ出来るようにと思い頑張ることができました。』また、同じく造園課の小林誠洋(こばやし まさひろ)さんは『キャンプ場に貢献することが出来て良かったです。今回の作業は大変でしたがとても良い経験をすることが出来たと思います。私は進学をするので大学の方でもこのことを活かせるように頑張りたいと思います。』と感想を述べました。
生徒への技術指導にあたっていた羽山昌宏(はやま まさひろ)先生は『丸山キャンプ場のテントサイトの一部が土砂流出しているという話を伺い、生徒たちと地域貢献できないかを考えました。生徒たちが日頃授業で学んだ造園、建築大工、左官の技術を活かし、土留めを行いました。計画通りに施工でき、生徒たちの技術がさらに向上しました。利用者にも喜んでいただけるとうれしく思います。』と今回の実習を振り返りました。
丸山キャンプ場を管理している玉名市自治振興公社の井上博貴(いのうえ ひろたか)業務課長は、『当キャンプ場は全21サイトがあり、今回北稜高校に整備をお願いしたサイトは、大雨で山砂を削られ、雨水が流れ込んでいました。そのため、雨水掃けとあわせて山砂を保護するために型枠を作成して頂きました。生徒の皆さんのおかげで素晴らしいサイトに生まれ変わり、利用者からも好評を頂いております。もしチャンスが有れば、第2弾、第3弾とお願いできたらと思っています。本当にありがとうございました。』と感謝の意を述べられました。
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