トマト
玉名市はトマトの一大産地です。トマトの効能トマトはビタミンA・B・C類を多く含んでいるほか、アトロピン(副交感神経抑制薬)と似た成分を含んでいるので、便秘症に効き目があります。また、カリウムは、カルシウムや塩分の取りすぎを防ぎ、高血圧を予防します。トマトの主成分は炭水化物で、食物繊維のペクチンが豊富です。甘味はショ糖、酸味はクエン酸・リンゴ酸です。この酸味が胃液の分泌を促進し、タンパク質の消化を助けます。また、トマトの赤い色はリコピンという成分によるものですが、リコピンはガンや老化の原因といわれる「活性酸素」の消去能力に大変優れています。
横島トマトの歩み
昭和40年に農業構造改善事業によりトマトが振興され、パイプハウス、暖房機、連棟ハウス、かん水施設の導入により、栽培面積、生産量ともに増加しました。また、昭和45年頃に、県のほ場整備事業が行われ、ハウス施設の導入が進み、用排水施設の整備により、作付面積が拡大し、更にカボチャからの大幅な作物転換が行われました。また、施設の大型化、近代化が進み、販売においても共販による遠隔地輸送(関東・関西方面等)を行い、高単価販売が実現し、米の生産調整対策の転作奨励作物であることや、低抗性品種「大型瑞光」への移行、接ぎ木栽培の普及により、作付面積、生産量ともに増加しました。
昭和50年以降から、消費動向に合わせた品種の導入が行われ、現在は完熟系トマトの「ハウス桃太郎」等となり、食味・日保ち・輸送性に優れていること、ファースト系では困難だった選果機での選別、出荷作業の省力化が図られたこと等から、作付面積の拡大につながりました。また、台風等の気象災害に耐える硬質ハウス、鋼管ハウスの導入・普及により収穫期が長くなり収量が増加しました。
トマトを使った玉名の特産物
玉名市には、玉名のトマトを使った特産物がたくさんあります。
(個々で紹介しているのはその一部です)
- 玉名立願寺きのこカレー(6次産品推奨品)
- トマトジュース“円熟”(6次産品推奨品)
- 玉名シプレトマト塩ゼリー(6次産品推奨品)
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玉名三姉妹(玉名ブランド認定品)
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