前のページに戻る

平成29年3月定例会 招集あいさつ

更新日:2017年2月27日
日時:平成29年2月27日

おはようございます。
本日、平成29年第2回玉名市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご多忙の中、ご出席を賜り厚くお礼を申し上げます。

招集挨拶を述べる前に、まずもって、先般の損害賠償請求事件に係る件につきまして、最高裁判所への上告が棄却され、二審の福岡高裁における訴えの一部が認められ、判決が確定しましたことに対し、議員各位並びに市民の皆様にご心配をお掛けし、この場をお借りしまして謝罪を申し上げたいと思います。
二審の判決内容からすれば、こうした運用の見直しが直ちに不当とは言えないものの、これが結果として業者の指名回避につながるようなことはあってはならないとの判断がなされたものであり、市の主張が認められず誠に残念でございますが、判決を真摯に受け止めているところでございます。
この結果を受け、賠償金等の支払いにつきまして、本議会に補正予算の計上と併せ、このような事態を招いたことに対し、行政の長として、市長給与の減額についても提案していますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

それでは、開会にあたりまして一言ご挨拶を申し上げます。
昨年末に、本市と隣接する南関町で、県内2例目となる高病原性鳥インフルエンザが発生しましたが、養鶏場での防疫措置が、国の防疫指針が想定する72時間よりも早い39時間半で完了したことから、当初想定された最短ペースの21日午前0時を上回り、19日午前0時に終息したところでございます。鳥インフルエンザ封じ込めに携わられた多くの関係機関や関係者の方々に対し、心からお礼を申し上げます。終息宣言が出されたことにより、ニワトリや卵の移動を禁止する移動制限区域が解除されました。
今日まで周辺への感染も確認されておらず安堵しているところでございますが、改めて初動の重要性を認識させられたところであり、これは如何なる災害にも通じるものであり、肝に銘じておかなければいけないと思うところでございます。

今年も早いもので、既に二月が過ぎようとしています。最近は、一時期の寒さも和らぎ、梅の花も咲きはじめ、だんだんと春の気配が感じらるようになってきました。
この陽気のなか、昨日行われた『玉名市横島町いちごマラソン大会』も40回目を迎え、6,171名の方々が参加し、横島の町を走られたところでございます。本市は、これまで海外の人を対象とし、本市への誘客を目的とした海外トップセールスを行ってきたところでございますが、今年の「いちごマラソン」には、台湾の旅行会社によるツアー客20名と個人参加の4名の方々が参加されたところでございます。これまでの海外トップセールスの効果が出てきたのかなと思うところであり、今後も海外から「いちごマラソン」のみならず、本市を含めた県北地域への観光客の誘客に繋がるよう活動を推進してゆく所存でございます。

本年5月11日(木曜日)から12日(金曜日)にかけて、『第120回九州市長会』の会議が、ここ玉名市において開催されることが決定しました。九州8県118市の首長が本市に集まり、随行者等を含めると総人数約390名になる予定です。
当日は玉名温泉のみならず、市外の宿泊施設も予約し対応する予定であり、また行政視察も「歴史博物館こころピア」、「草枕交流館」、「旧玉名干拓施設」、「蓮華院誕生寺奥之院」、「八千代座」など市内外の名所を4つのコースに分けて紹介していきたいと考えているところでございます。本市に参集される首長をはじめ各市の方々が「また玉名市を訪れてみたい」と思われるような『おもてなし』で、皆様を出迎えたいと思います。

さて、私は市民の皆様の負託を受け、2期目の市政運営を任され、現在4年目を迎えております。
1期目は、「チェンジ玉名」をマニフェストとして市政運営を行い、現在は2期目に策定した6分野44項目の施策を盛り込んだ“輝け玉名「戦略21」“の実現に向けて取り組んでおりますが、その根底にあるのは、市民の目線に沿った良質な市民サービスを低コストで提供しながらも「市民の満足度」を向上させるものであり、「市民の一人ひとりの思いが通じる、市民のための市政」を基本姿勢としているところでございます。
これからも引き続き「市民が輝き、都市(とし)が輝き、夢がひろがる玉名」の実現を目指し、市政の舵取りに全身全霊を傾注してまいります。

さて、本議会には平成29年度予算案をはじめ、国の経済対策予算に伴う本年度補正予算案等の議案を提案いたしております。御審議をお願いするにあたり、提案理由と市政運営に関する基本的な考え方を述べさせていただきますとともに、予算案に計上しております主要事業について御説明申し上げ、議員各位並びに市民の皆様に対し、御理解と御協力をお願いするものでございます。

本議会に御提案しておりますのは、

予算案といたしまして、

  • 「平成28年度一般会計及び特別会計補正予算」など10件
  • 「平成29年度一般会計及び特別会計予算」など9件

条例案件といたしまして、

  • 「玉名市長の給与の特例に関する条例の制定について」など13件 

あわせて32件と報告1件でございます。

それでは平成29年度当初予算案についてご説明いたします。
まず、国における地方財政の見通しですが、経済状況は企業収益の回復や雇用環境の改善のもと緩やかな回復基調にあり、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が増加する一方、社会保障経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどにより、地方は依然として大幅な財源不足が生じると見込まれております。
このため、国は、地方財政対策として、地方公共団体が自主性・主体性を最大限発揮して地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細かな施策を可能にする観点から、平成27年度に創設された「まち・ひと・しごと創生事業費」を平成29年度においても引き続き1兆円計上しているところです。
また、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額を対前年度比で0.55パーセント減の20兆3,750億円としていますが、地方が地方創生等の重要課題に取り組みつつ、安定的な財政運営に必要となる一般財源総額については、平成28年度を0.4兆円上回る額を確保し、地方財政への対応を行うこととしております。

このような中、本市の平成29年度の当初予算は、わたくしの公約をとりまとめた“輝け玉名「戦略21」”の最終年度として、それに掲げた取組みを着実に推進するため、“輝け玉名「戦略21」実行予算”として予算編成を行いました。
「行政経営」、「暮らし」、「経済産業」、「人づくり」、「安心安全」、「まちづくり」の6つの分野の中で特に早急に取り組むべきものとして、定住促進補助事業、農業インフラの整備などに引き続き取り組むとともに、市民会館建設事業や生活道路の整備など「輝け21」の具体化に向けた事業と市民生活に直結した事業に重点配分を行ったところです。
この結果、平成29年度玉名市一般会計予算案は、対前年度比で7.6パーセント増の総額355億4,900万円となり、これは5年連続のプラス編成で、過去最大の予算規模となりました。

それでは、当初予算の主な内容につきまして、“輝け玉名「戦略21」”のスローガンである「市民が輝き、都市が輝き、夢がひろがる玉名」の実現に向け、重点化した事業を中心に御説明いたします。
まず、「市民の暮らし」の分野についてであります。子ども医療費助成事業につきましては、子どもの疾病の早期受診・治療をすすめますとともに保護者の経済的負担を軽減するため、平成26年度から中学生までの医療費無料化を実施しているところでございます。新年度も子どもたちが安心して必要な医療が受けられるように事業を継続し、子育てしやすい環境整備を図ってまいります。
また、市民の生命・身体及び財産を災害から守るため、災害対策基本法や地域防災計画に関連する法令・通達を網羅した玉名市地域防災計画書を策定し、防災に関し市及び各防災関係機関を通じて必要な体制を確立するとともに、災害発生時に必要となる初動対応マニュアルや避難所運営マニュアルなど各種対応マニュアルを整備し、防災意識の向上を図ります。

また、防災行政無線につきましては、現在旧1市3町でそれぞれ4つの防災行政無線を運用しているため、防災行政無線を統合し併せて現行のアナログ方式から双方通信機能やデータ伝送機能を備えたデジタル方式に改良を行います。平成29年度に岱明、横島、天水地域、平成30年度に玉名地域の整備を行いまして、迅速な情報伝達と効率的運用により、安心で安全な地域社会を実現してまいります。

次に、「経済産業」の分野についてであります。新規就農者支援事業でございますが、農業従事者の減少と高齢化が続く中、効率的かつ安定的な農業経営により農業生産を高めていくため、意欲と能力のある担い手の育成・確保に積極的に取り組む必要があります。本市としましても、引き続き新規就農者に補助金を支給し経営が軌道に乗るまでの支援を行うとともに、認定農業者及び集落営農組織を支援し、担い手の育成・確保と経営の高度化や多角化による経営改善を図ってまいります。

また、農業インフラの整備として、老朽化等により機能低下を生じている農道、用排水路、ため池などの施設の補修や更新を計画的に実施し、農地、農業用水の資源の保全管理と農村環境の保全向上を図ってまいります。

次に、「人づくり」の分野についてであります。サッカー場の建設につきましては、桃田運動公園付近での建設地を見直し、利用率の向上を図るため人工芝や照明設備を備えた多目的施設として2面のグラウンドを整備する建設基本設計の予算を計上いたしております。早期にサッカー場を建設し、軽スポーツの複合利用により幅広い利用者層を確保し、市外から競技者等を招くことで地域活性化と競技スポーツの振興を図ってまいります。
また、玉名市民会館の建設につきましては、28年度に実施設計を終え、29年度は建設工事に着手し、2年後の完成を目指しているところでございます。新しい市民会館は、826席の大ホールに300席の小ホールを併設したもので、延べ床面積が約4,500平方メートル、事業費は約30億円を見込んでおります。「音楽の都玉名」にふさわしいイベント環境を整えるとともに、様々な文化活動の中核施設として幅広く市民に利用していただき、感性豊かな人間形成とまちづくり、文化レベルの向上を目指していきます。

次に、「まちづくり」の分野についてであります。国道501号と県道長洲玉名線を経て、国道208号を南北に結ぶ岱明玉名線道路新設改良事業、繁根木からJR砂天神踏切を経て松木に抜ける小浜繁根木線道路改良事業、また、松木と小浜繁根木線を結ぶ松木14号線道路改良事業、さらに天水の県道熊本玉名線と県道玉名植木線を東西に結ぶ竹崎1号線道路改良事業につきましても、安心・安全かつ円滑な通行を確保するため、早期の供用開始に向け、引き続き事業を推進いたします。
また、平成23年度から定住促進補助事業として、本市へ転入される方に対し、住宅取得、住宅リフォーム、新幹線通勤定期券の補助することで定住人口の増加を図ってまいりました。引き続き玉名市への転入者を対象に補助を続けていくほか、都市圏在住者を対象とした定住相談会への参加や移住に向けてのおためし暮らし事業を継続し、転入者の増加を図ってまいります。

次に、「行政経営」の分野についてであります。学校規模適正化事業につきましては、少子化により児童・生徒数が減少し学校規模が年々小規模化していく中、教育機会の均等や子ども達にとって望ましい教育環境を整えていくことが重要であります。学校規模・配置適正化基本計画に基づき取り組んできた玉陵中学校区の6小学校の学校再編は、平成30年4月の「玉陵小学校」開校に向け、新年度は小学校新築工事や小学校体育館工事などを進めてまいります。

そのほか、観光客のニーズの多様化に対応するためには、受入れ側の「人や組織」の主導による旅行商品を提供することが必要ですが、そうした地域観光のマネジメントを担う人材や組織を育成する玉名版DMO構築事業に取り組み、これまで以上に広域連携の関係強化を行うとともに、本市に数多く点在する地域資源や観光資源を活用した魅力的な観光地づくりで誘客に繋げてまいります。

以上、平成29年度当初予算案につきましてご説明申し上げましたが、あわせて平成28年度補正予算案も提案しております。

平成28年度補正予算は、冒頭で申し上げました、最高裁への上告棄却により、二審判決が確定したことを受けた賠償金等と本年度予算の決算見込みによる調整が大部分でございます。

国は「一億総活躍社会の実現の加速」などを柱に総額3兆2,869億円の補正予算を成立させ、国・地方を挙げて経済対策の迅速かつ円滑な実施を図る必要があるとしております。

また、地方創生につきましては、地方公共団体の自主的・主体的な地域拠点づくりなどの事業について、地方の事情を尊重しながら施設整備等の取り組みを推進するための「地方創生拠点整備交付金」が創設されたところです。

本議会に予算計上しております地方創生拠点整備交付金事業につきましては、天水支所周辺施設集約化事業を前倒しし、天水公民館増設及び既存施設改修工事などを進めてまいります。

さらに、その他関連事業としまして、団体営農業農村整備事業において暗渠排水事業補助金により農業基盤整備を進めるほか、学校規模適正化事業では玉陵小学校新築工事及び玉陵中学校改修工事を行います。

また、小中学校空調設備整備事業では、玉名町小と玉陵中学校区の6小学校を除く14小学校に123台、有明中と玉陵中を除く4中学校に48台の空調設備を整備して夏場の学習環境を改善し、玉名町小学校校舎等改築事業では、老朽化が著しい教室棟を耐震性が確保された安全・安心な施設にするため改築工事を行います。
以上、市政運営の所信と平成29年度予算の主なもの、本年度の補正予算について述べさせていただきました。

詳細につきましては、副市長、総務部長から提案理由の説明の中で申し上げますので、よろしく御審議いただき、いずれも原案どおり御承認賜りますよう、お願い申し上げまして挨拶といたします。
お世話になります。


追加情報

アクセシビリティチェック済 このページは玉名市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。
>> 「アクセシビリティチェック済みマーク」について


お問い合わせ

玉名市役所 総務部 秘書課
住所:〒865-8501 熊本県玉名市岩崎163
電話番号:0968-75-1211
ファックス番号:0968-75-1166この記事に関するお問い合わせ


前のページに戻る


  • 玉名市フォト&ムービーギャラリー

  • 移住定住
  • ふるさと寄附金
  • 企業立地ガイド
  • JR九州新玉名駅利用案内
  • たまなの話題

便利なサイト集

  • 玉名市公式Facebookページ
  • たまなまるごと宣伝部Facebookページ
  • 玉名市の観光情報 タマてバコ
  • 玉名市の市勢要覧
  • 第66回金栗杯玉名ハーフマラソン大会の結果
  • 玉名市横島町いちごマラソン公式サイト
  • 菊池川流域日本遺産 公式サイト
  • ふるさと玉名市の今
  • 広報たまな「ビデオでニュース」
  • たまな子育て応援サイト「たまログ」
  • 九州看護福祉大学
  • 公立玉名中央病院
  • 玉名市インターネット公売
  • よろず申請本舗
  • くまもとGPMap

広告欄

広告についてのお問い合わせはこちら

  • あかつき法律事務所
  • マンション売却の道しるべ