2019　男女共同参画フォーラムを開催しました。(令和元年10月12日　横島町公民館)

　今年度は、朗読劇団『Lady　Beetle(レディ・ビートル)』による朗読劇でスタートしました。男女共同参画をテーマにした劇をユーモラスに演じ、来場者の方々を楽しませながら、男女共同参画について問いかけ、考えていただくきっかけをつくっていただきました。

　その後は増田明美さんを講師にお迎えして「自分という人生の長距離ランナー」と題しご講演いただきました。

　増田さんは、選手時代に挫折しとても苦しんだ経験や、そこから多くの人に励まされ感謝の気持ちを持つようになり、今の自分があることなどを語られました。同じく五輪マラソンに出場しながらも挫折を味わった金栗四三氏の経験などからも「先人の失敗や教訓があったからこそ、トレーニングやスポーツ科学の発展があり来年の東京オリンピックにつながっている」と述べられました。

　また、論語の一説にある「知好楽」という言葉を用いて「成功するアスリートには競技を楽しむ余裕がある。努力をして自信を持てば、人生も道が開ける」また、スポーツにおいても男女共同参画の視点があり成り立っていること、またスポーツを通しての人生観など、増田さんの様々な経験から多くのことを感じ取ることができる講演内容でした。

　今回の、フォーラムを通して多くの方に、男女共同参画や様々な人権について考えてもらう良い機会になりました。 

　　　　　　　　　　　　　　                                                 　                                                      増田明美さん