第9回玉名市民音楽祭「未来に伝える玉名の宝」
第9回玉名市民音楽祭「未来に伝える玉名の宝」
平成28年1月17日(日曜日)に、第9回玉名市民音楽祭が玉名市民会館大ホールで開催されました。
今回は、市内4校の小中学生や民俗芸能団体等により、演奏や歌、演舞を披露し、ゲストにはうたごえ喫茶の世界を中心に活躍されているベイビー・ブーの皆さんをお迎えし、すばらしいハーモニーで会場を沸かせました。
第1部
第1部は「未来に伝える玉名の宝」をテーマとした地元出演者によるステージで、滑石神楽保存会による子ども神楽の演舞から始まりました。笛と太鼓のお囃子に合わせて、4組の子ども達が2剣舞を披露。普段なかなか見ることができない地域の民俗芸能に、関心を持った方も多かったのではないでしょうか。
滑石神楽に続いては、玉名中学校吹奏楽部の演奏。同吹奏楽部は11月に行われたスクールバンドコンサートにも出演し、吹奏楽の音色を届けましたが、今回は軽快なラテンのノリでキューバ音楽メドレーを披露しました。
次に登場したのは横島小学校合奏部。少人数によるアコーディオンを中心とした演奏で「シンコペーテッド・クロック」と「にじいろ」を一生懸命演奏しました。
一旦幕が下り、花道では山川祐樹さんがユーフォニアムによる演奏を披露し、あたたかい音色が会場を包みました。今回の音楽祭では、幕の前での演奏も取り入れられ、観る人を飽きさせない構成も特徴的でした。
続いてステージには玉名町小学校音楽部が登場し、「FACE」と「三つの汽車のうた」を合唱しました。「三つの汽車のうた」では、子ども達が汽車の動きを取り入れながら歌うシーンもありました。
玉名の宝、続いては玉名市名誉市民である服飾デザイナー 故・植田いつ子氏が制作された2着のドレスが、右手花道に登場。左手花道では、アンダンティーノのお二人がオカリナにより「風笛」、「イパネマの娘」の2曲を演奏され、ドレスに華を添えました。
第1部最後にステージで演奏したのは、築山小学校器楽部のみなさん。まず、5,6年生により、RKK器楽コンクールで銀賞を受賞した曲「ラヴェル作曲弦楽四重奏曲ヘ長調」を演奏。続いて、4年生も加わり「クラシックメドレー」を披露しました。
第2部
休憩をはさみ、第2部は、うたごえ喫茶の世界を中心に活躍されている、男性5人組ヴォーカルグループ『ベイビー・ブー』のみなさんをお迎えしてのステージでした。熊本では大きなホールで歌うのは玉名が初めてとのことでした。
「オーシャンゼリゼ」から始まり、「銀色の道」や「明日があるさ」などなつかしい名曲の数々を、アカペラを中心としたすばらしいハーモニーで歌い上げました。
プログラムの途中には、会場みんなで歌うコーナーもありました。「ドレミの歌」では、「ド」「レ」「ミ」など各音に振り付けがあり、来場者のみなさんも歌と振り付けに一生懸命付いていこうとしている様子でした。楽しい曲とともに肩の力が抜けたところで、「翼をください」や「見上げてごらん夜の星を」を会場一体となって大合唱し、まさに『うたごえ喫茶』の雰囲気を味わう事ができました。
アンコールでは、往年の名曲「高校3年生」と「花は咲く」を披露され、第2部を閉じました。笑いあり感動ありのにぎやかなステージとなりました。
フィナーレでは出演者全員がステージに集まり、音楽祭テーマ曲「我らの故郷玉名」と「上を向いて歩こう」の2曲を玉名中学校吹奏楽部の演奏のもと大合唱で締めくくりました。
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