第10回玉名市民音楽祭「音楽の都 玉名、そして未来へ」
第10回玉名市民音楽祭を開催しました
平成29年1月15日(日曜日)に市民会館大ホールで、第10回玉名市民音楽祭を開催しました。今回は記念すべき10回目ということで、「音楽の都 玉名、そして未来へ 〜極上の吹奏楽でこころの復興を〜」と題し、玉名の誇る2校の吹奏楽部と、ブリヂストン吹奏楽団久留米による演奏をお届けしました。全国でもトップレベルの3団体が集うコンサートということで、たくさんの方が来場されました。
吹奏楽界のレジェンド 小山卯三郎1
まず初めに、玉名市両迫間出身の音楽家、小山卯三郎氏が紹介されました。鎗水きよみさん、志水雅子さんのお二人による箏の演奏に合わせて、映像をスクリーンに映し出しながらの紹介でした。小山氏は生前、「ステージで指揮をしながら死ねたら最高」と話すほど音楽を愛し、生活のすべてが音楽を中心にした生涯でした。
専修大学玉名高等学校Ventures
最初のステージは、専修大学玉名高等学校Venturesのみなさんによる演奏でした。
吹奏楽の演奏だけでなく、衣装やカラーガードなど目にも楽しいステージで、来場者は一気にVenturesの世界に引き込まれました。また、12月に行われたマーチングバンド全国大会で金賞、最優秀賞を受賞したとの報告に、会場から拍手が送られました。
吹奏楽界のレジェンド 小山卯三郎2
最初に紹介された小山氏、今度はその功績や人となりについて紹介されました。小山氏はこの後出演するブリヂストン吹奏楽団久留米の指揮者も務め、地元玉名にも数々の作品を残しています。箏の演奏では小山氏が作曲した校歌などが演奏されたり、常識にとらわれない弾き方をしたりと、小山氏の世界を表現豊かに来場者へ届けました。
玉名女子高等学校吹奏楽部
次に登場したのは、玉名女子高等学校吹奏楽部のみなさんです。男子にも負けない、若さと元気あふれる素晴らしいステージは会場中に感動を与えました。また、多くの人になじみのあるディズニーの名曲や、くまモンに扮した学生たちが客席へ登場するなどして、会場が大いに盛り上がり楽しいステージになりました。
ブリヂストン吹奏楽団久留米
休憩を挟んで最後は、ブリヂストン吹奏楽団久留米のステージです。男性だけで編成された楽団なだけあり、エネルギッシュでパワーあふれる大迫力のステージでした。また、常任指揮者の冨田篤さんによるドラムの演奏は、その卓越した技術やパフォーマンスに会場中が魅了されました。また、トランペットやサクソフォン、クラリネット、ドラム等ソロの演奏もあり、吹奏楽のすばらしさをたっぷりと堪能することのできたステージでした。
フィナーレでは「我らの故郷玉名」と「どこまでもいこう」を、ブリヂストン吹奏楽団久留米の演奏に合わせて出演者と来場者がひとつになって合唱しました。パートごとに出演者の紹介もあり、出演者は笑顔で会場を後にしました。
カテゴリ内 他の記事
- 2024年1月5日 第17回玉名市民音楽祭「Happy Merry Xmas〜...
- 2023年4月13日 第16回玉名市民音楽祭「絆 〜心をひとつに...
- 2020年1月23日 第13回玉名市民音楽祭「音楽の花束をあなた...
- 2019年1月18日 第12回玉名市民音楽祭を開催しました
- 2018年3月1日 往年の名曲に魅了された「第6回玉名市民音...
- 2018年1月17日 第11回玉名市民音楽祭を開催しました
- 2017年10月3日 第1回玉名市民音楽祭