会議の流れ
議会は、市長の招集により行われます。
玉名市における定例会は以下の順序で進められます。
(本会議は議場、委員会は委員会室で開催されます。)
議会運営委員会
円滑な議会の運営を期すため、議会運営の全般について、協議し、意見調整を図る場です。
会期や議会の運営方針などをここで事前に協議します。
おおむね招集告示日(開会日の1週間前)に開催されます。
本会議 【開会日】
市長の招集に応じ、議員が議場に参集します。
1.開会宣告
議長が開会を宣告します。
開会するには、議員定数の半数以上の出席が必要です。
議会は、この開会宣告があって初めて法的に有効な議会活動が可能となります。
2.会期の決定
議会が法的に活動できる期間を、毎会期の始めに議会の議決により決定します。
3.市長提出議案上程
市長より提出された議案が、議会の審議対象として本会議に上げられます。
4.提案理由の説明
市長以下執行部の職員が、議案の説明を行ないます。
5.請願・陳情の報告
議会の審議に付される請願・陳情を報告します。
本会議 【一般質問・委員会付託】
1.一般質問
議員が、市の行政全般にわたり、執行部に対し事務の執行状況および将来に対する方針等について所信を質し、あるいは報告、説明を求めまたは疑問を質します。
一般質問の予定日数、質問時間、質問回数は議会運営委員会にて決定されます。
2.委員会付託
議案及び請願・陳情をさらに詳しく調べるために、所管の各委員会に議案や請願・陳情を付託します。
玉名市議会においては、一般質問最終日に委員会付託を行なうことを通例としております。
委員会
付託された議案や請願・陳情について、いろいろな角度から詳しく審査して、委員会として賛成か反対か、出席委員の多数決で決めます。
審査を終了した議案及び請願・陳情は、本会議へと返されます。
本会議 【閉会日】
1.委員長報告
付託を受けた各委員会の委員長が、委員会で決まった審査結果を口頭で報告します。
2.質疑
委員長報告に対して質疑を行います。
3.議員間討議
委員長報告をもとに、合意形成に向けて議員相互間で自由かったつな討議を行います。
4.討論
議案及び請願・陳情に対して賛成か反対かの意見を述べます。
5.採決
議案及び請願・陳情について賛成か反対か、出席議員の多数決で決めます。
これが議会の最終意思決定になります。
6.閉会宣告
すべての議案及び請願・陳情の採決が終わると、議長が閉会を宣告します。
以上が、大まかな流れです。
場合によって、追加議案が上程されたり、
日程追加・会期延長が行われたりします。
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- 2014年12月23日 会議