事務事業評価(事後評価)の評価方法と流れ
事務事業評価(事後評価)の評価方法と流れ
1次評価として事務事業の所管課が自己評価を行います。これは、事務事業の内容を一番熟知しているのは、実施している所管課であり、問題点の把握や改善策の具体的な検討ができると考えるからです。
事務事業ごとに「事務事業事後評価表」を用いて、必要性、有効性、効率性などの視点から評価を行い、また、活動実績や成果などを踏まえ、下表の区分からその事務事業の今後の方向性を選択します。
自己評価された事務事業は、市長が本部長の玉名市行政改革推進本部において客観的な視点から評価を行い、2次評価(最終評価)を決定します。事業の所管課は、その評価に従い、事務事業の改善や見直しを行い、次年度の予算要求に反映させます。
また、その後の財政課や市長・副市長による予算査定においても評価結果を活用します。
区分 | 説明 |
---|---|
拡充して継続 | 施策への貢献度が高いため、更に拡大して実施するもの |
現状のまま継続 |
施策に貢献しており、現状維持で継続実施するもの |
縮小を検討 |
市民ニーズの低下や市の関与が少なくなったもの。 また、投入コストのわりに成果が低いなど有効性の低いもの |
休止・廃止を検討 |
市民ニーズの低下や市の関与の必要性がなくなったもの。 また、施策への貢献度が低いなど有効性の低いもの |
【細事業の効率化】 改善・見直し |
細事業の簡素化又は改善により、 効果的・効率的な執行や投入コストの削減が図られるもの |
【細事業の効率化】 民間活用 |
細事業に民間活力を活用することにより、 効果的・効率的な執行や投入コストの削減が図られるもの |
【細事業の効率化】 他事業と統合 |
類似する細事業の統合により、 効果的・効率的な執行や投入コストの削減が図られるもの |
【細事業の効率化】 廃止 |
市民ニーズが低下した細事業や有効性の低い細事業を廃止することにより、 投入コストの削減が図られるもの |
事務事業評価(事後評価)の流れ
前年度
事務事業実施【所管課】
↓
当年度
- 1次評価【所管課】
- 2次評価【市行政改革推進本部
↓
評価結果の活用
- 事務事業の改善・見直し【所管課】
- 次年度予算要求に反映【所管課】
- 次年度予算査定に活用【財政課】
- 次年度予算査定に活用【市長・副市長】
↓
次年度
事務事業実施【所管課】
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