玉名未来づくり研究所(全体概要)
コンセプト「玉名に住んでみたい、住み続けたい、私たちが帰ってきたい玉名を創る」
玉名市では、「玉名に住んでみたい、住み続けたい、私たちが帰ってきたい玉名を創る」を合言葉に、「玉名未来づくり研究所」を開設しました。
研究員は高校生以上29歳以下の玉名市への想いを持った若者が参加しています。
概要
- 主に高校生以上29歳以下の若者(高校生、大学生、社会人が中心)が一同に会する場を作ります。
- ファシリテーターによって対話をつくりだし、若者の声と行動力にて、玉名の未来をつくり出していきます。
- アイデアを出すだけでなく、アイデア思考により、若者自らのプロジェクトを立案、実践していくことを目指します。
趣意
驚くほどの人口減少
例外なく玉名市も人口が減少しています。今は年500人ペース減少していますが、今後老年人口も増加から減少に転じると予測されています。いずれ年750人ペースでの減少となり、あと15年ほどで100年前の人口になるとされています。こうした中、地域の担い手がいなくなっているといわれています。
一方で、本市には5つの高校と1つの専門学校、そして1つの大学があります。こうしたことから比較的若い人が周辺の地域から人口が移動しています。下図の昼夜間人口分析を見ると、15歳から19歳の人口が大きく変動していることがわかります。これは高校や大学など、市外から人が集まる施設が多いためだと考えられます。
この本市の特性を生かし、もっと若者が輝ける地域にしていこうという考え方から始まったのが「玉名未来づくり研究所」です。
思いを持ち続けることが研究につながる
なぜ、研究所なのでしょうか。研究には、答えがありません。一方で地域も次から次へと時の流れとともに変化していきます。大切なのは、冷静に現在私たちの住むところどんな風になっているのかを見つめる目と、他者との対話・交流し、協働(コレクティブインパクト)を起こし、自分の住むエリアの幸せを作っていく事だと私たちは思っています。
未来づくり研究所は、さまざまな高校や大学、そして一般で働く人と出会い、対話し、そして統計や実際にまちあるきをしながら自らデータを創ることで、「このエリアがどのようにしていくと幸せになれるのか。」を自分事で考えることをめざしています。ぜひ、一緒に「玉名に住みたい、住み続けたい、私たちが帰って来たい玉名を創る」を実現していきましょう。
募集
令和6年度の募集は下記リンクよりご確認ください。
玉名未来づくり研究所 参加者募集(令和6年度)
【募集】玉名未来づくり研究所研究員募集(PDF 約1MB) 募集は:令和6年6月7日締め切り
令和2年度(第1期)
カリキュラム
NO | 期日 | 曜日 | 場所 | テーマ | ゲスト講師 | 講師 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 8月22日 | 土曜日 | WEB会議室 | 玉名未来づくり研究所でやってみたいこと | 一般社団法人古民家再生機構、ひまわりてれび | 熊本大学工学部 田中尚人先生 |
第2回 | 9月12日 | 土曜日 | 玉名市文化センター第研修室 | たまな宝物さがし | 熊本学園大学 境教授、NECソリューションイノベータ株式会社九州支社 上田健次さん | 九州財務局 渡邉健次さん |
第3回 | 9月19日 | 土曜日 | JR玉名駅 | 〜フィールドワーク〜 | 九州産業大学佐藤忠文講師 | |
第4回 | 10月10日 | 土曜日 | 玉名市民会館第1会議室 | 未定 | 熊本県立大学松添直隆先生・九州看護福祉大学中野聡太先生 | 元東京大学公共政策大学院奥村裕一先生 |
第5回 | 10月24日 | 土曜日 | 玉名市文化センター大研修室 | 未定 | NECソリューションイノベータ株式会社九州支社 上田健次さん、熊本学園大学 境章教授 | |
第6回 | 11月8日 | 日曜日 | 玉名市役所4階会議室 | 私が住みたい玉名はこんなマチ〜発表会 | 熊本大学工学部 田中尚人先生 |
令和2年度提案
チーム名 | アイデア名 |
---|---|
ホワイトファーマーズ | 農業の魅力と価値を上げる玉名の農産物のファンを創る |
TSUNAGU | 古民家再生サロンで多世代交流 |
MUSIC TOWN | 街中で音楽イベントを開催、音楽の聖地として経済もまわす |
おばあちゃん家 | 古民家で食を通じた人々の結節点を創造 |
勉強させ隊 | 学外で勉強できるスペースが限られているので、街中(特に玉名駅周辺)に創りたい |
北稜 | 駅をリフォームして若者が駅を活性化したい |
令和3年度(第2期)
カリキュラム
回数 | 期日 | 場所 | テーマ | 講師 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 7月24日 | 玉名市役所4階会議室 | 私が暮らしたいマチとは? | コーディネーター:釘崎隆充さん(和水町)、水上さん(和水町地域おこし協力隊) |
第2回 | 8月14日 | 玉名市役所4階会議室 | 「わたしと ちの幸福論」 コロナ拡大のため中止 | 熊本大学 中尚人准教授 |
第3回 | 9月4日 | 玉名市役所4階会議室 | まちを楽しくする方法&マチの宝物さがし〜地域をデータで把握する〜 | 九州財務局 邉隆司さん |
第4回 | 9月25日 | 玉名市役所4階会議室 | 事業計画づくり | cord for kumamoto境章教授(熊本学園大学)、上田健次さん(NEC) |
第5回 | 10月30日 | 玉名市役所4階会議室 | ロールプレイング&リフレクション | cord for kumamoto境章教授(熊本学園大学)、上田健次さん(NEC) |
令和3年度提案
チーム名 | アイデア名 |
---|---|
雨ニモ負ケズ | 災害などの非常用に玉名ラーメンが食べられるよう、カップラーメンの開発やキッチンカーの体制をつくる |
玉名マミちゃんファンクラブ | インターンシップや副業で温泉地玉名の復活を目指す |
official 森男dism | キャンプ施設をつくる、地域内経済循環を目指す |
令和4年度(第3期)
カリキュラム
回数 | 期日 | 場所 | テーマ | 講師 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 7月16日 | 玉名市文化センター大研修室 | 私が住みたい街ってどんな街? | 熊本大学工学部田中尚人准教授 |
第2回 | 8月13日 | 玉名市文化センター大研修室 | まちあるきで、街を見つめる | 熊本県立大学環境共生学部鄭一止准教授 |
第3回 | 9月3日 | 玉名市文化センター大研修室 | ワクワクできるまちに | 吉浦ビル 表取締役 浦隆紀氏 村田建築設計所 表取締役 田明彦氏 |
第4回 | 9月17日 | 玉名市文化センター大研修室 | 居場所づくりのデザイン | 熊本大学工学部田中尚人准教授 |
第5回 | 10月22日 | 玉名市文化センター大研修室 | 場づくりをデザインする | 熊本県立大学環境共生学部鄭一止准教授 |
第6回 | 11月19日 | 玉名市文化センター大研修室 | 場づくりチャレンジ | 熊本大学工学部田中尚人准教授、熊本県立大学環境共生学部鄭一止准教授 |
第7回 | 12月17日 | JR玉名駅前広場 | まちづくり展覧会 | 熊本県立大学環境共生学部鄭一止准教授 |
令和4年度提案
アイデア名 | 内容 |
---|---|
息ぬきカフェ | 駅前広場に仮設カフェを設置。くつろぎの場を提供します。 |
Catsなわばりパトロール | 猫目線で玉名駅周辺で歩いてみよう |
わたしたちの居場所を探しています | 居場所を動画で紹介 |
高校生主催!駅前宝探しゲーム | スマートフォンを使った、新しいまち歩きゲーム |
令和5年度(第4期)
カリキュラム
回数 | 期日 | 場所 | テーマ | 講師 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 6月17日 | 玉名市役所4階会議室 | ようこそ、たまな未来づくり研究所へ プレイスゲームをやってみよう! | |
第2回 | 7月22日 | HIKE | まちを楽しくする達人に出会う | 青木純さん、佐藤充さん |
第3回 | 8月19日 | 玉名市文化センター大研修室 | みんなのワクワクする街の姿を創ろう! | 青木純さん |
第4回 | 9月18日 | 玉名市文化センター大研修室 | 作戦会議1 想いをカタチに | |
第5回 | 9月30日 | 玉名市文化センター大研修室 | 作戦会議2 想いをカタチに | |
第6回 | 10月8日 | 県立北稜高校 | 作戦会議3 想いをカタチに | |
第7回 | 10月20日 | 肥後銀行玉名支店第2駐車場 | 若者の挑戦 | |
第8回 | 11月3日 | 玉名市役所4階会議室 | ふりかえり |
提案
アイデア名 | 内容 |
---|---|
秋の親子で玉名満喫バスツアー | 当初は、縮減されていくバス運行の活性化について考えていましたが。玉名の自慢できるものをバスで回ることで、玉名の魅力を多くの人に伝え、バスの利用促進に繋がるイベントを行うことにしました。 |
たまな農業ハロウィン | 玉名市の基幹産業は農業であるにもかかわらず、市中心部では農業が盛んな街だと感じにくいことに注目。時期的にハロウィンの季節であったために、農業の魅力をハロウィンイベントとして実施してみました。 |
若者が欲しい空間 | 玉名から若者がいなくなる原因の一つとして「若者が行きたい場所があまりにも少ないこと」が考えらるのではないかという疑問を持ちました。しかし自分たちがほしい空間について考えていきましたが、どうもまとまりませんでした。そこで、市民の皆さんは市に欲しい空間について路上アンケートを取りました。 |
中央病院跡地を考える | 市中心部の中央病院跡地について、若者なりの視点で考えました。考え付いたのは、周辺に高校や中学校があるので生徒の送迎がしやすい場所にするということでした。そのために必要な施設として、カフェ(子どもカフェ)や勉強スペース、小さな物産館、のんびりできる緑の空間というものでした。 |
令和6年度(第5期)
カリキュラム(予定)
回数 | 期日 | 場所 | テーマ |
---|---|---|---|
第1回 | 7月20日(土曜日) | 文化センター大研修室 | 対話(ダイアログ)チームビルディング |
第2回 | 8月24日(土曜日) | HOME | どんな街にしたい? →あるべき玉名の姿、自分たちの暮らし |
第3回 | 9月7日(土曜日) | HOME | まちの姿を見る、フィールドワーク |
第4回 | 9月28日(土曜日) | HOME | 実践活動に向けて策を練る |
第5回 | 10月20日(日曜日) | 玉名市内 | 実践活動 研究Day&Week |
第6回 | 11月2日(土曜日) | HOME | 研究発表づくり(提言書づくり) |
第7回 | 12月14日(土曜日) | 玉名市役所4階会議室 | 玉名未来トーーク 塾長への研究発表 |
トピック
研究所がきっかけとなった事業のご紹介
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