広福寺伝衣付嘱状 附 二十五条袈裟一領
更新日:2021年2月10日
広福寺伝衣付嘱状 附 二十五条袈裟一領(こうふくじでんねふしょくじょう つけたり にじゅうごじょうけさいちりょう)
【種別】国指定重要文化財(古文書)
【員数】1巻
【指定年月日】昭和50年6月12日
【所在地】熊本市中央区二の丸2 熊本県立美術館保管
【所有者】民間団体
【内容・特徴】
曹洞宗の開祖道元が用いていた袈裟の付与、相承に関する文書で、4通が1巻にまとめてあります。袈裟が、道元から懐奘-義介-素哲-大智へと伝授されたことが記されており、広福寺開山の大智が曹洞宗の法系を継承したことがわかります。いずれも鎌倉時代の曹洞宗の嗣法に関する根本文書として価値が高く、道元所用のものとして広福寺に伝来した袈裟も、文書とともに指定されています。
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