300個の金メダル・玉名のランナー西原八重子さん
玉名のランナー・西原八重子(にしはらやえこ)さん
玉名市築地在住。昭和13年生まれ。33歳から走り始め、約45年かけマスターズ陸上や渡嘉敷村のマラソンなど多くの市民マラソンで300個の金メダルを獲得。
築山小マラソン大会では閉会式の講評をここ6年務めている。
「とにかく負けたくないんですよ」
300個の金メダルを獲得
「とにかく負けたくないんですよ」と語る西原八重子さん(78歳)。
昨年10月に佐賀市で開かれた「第33回全九州マスターズ陸上競技選手権」、75歳から79歳クラスの2部門(400メートル・800メートル)で優勝。この2つの金メダルで、これまで獲得した金メダルが通算300個に達しました。
西原さんは、国内屈指の女性ランナーのひとりです。
ランナーになるきっかけ
33歳の時、子育ての合間に近所を走り「気持ちがよくていい気分転換になりました」そこから競技人生がスタートします。本格的なレースに初めて出たのは45歳の時の玉名市民マラソン。結果は最下位に。
その悔しさをバネに練習を重ね、その後多くの市民マラソンに出場し上位を目指します。
そして平成元年の全日本マスターズ1500メートル(50歳から54歳)では5分29秒98で当時の日本新記録と大会新記録を樹立。そのほか、とかしきマラソン(沖縄県)で10年連続の大会記録を達成するなど、国内外のレースで金メダルを獲得してきました。
なかでも忘れられないレースは、マレーシアの国際大会。「ゴールの200メートル手前で地元の選手に追い抜かれて、2位になり悔しかった」と思い出を語ります。
今後の目標
「最近は、年々体力が衰えているのがわかります。そしてライバルが引退していくので寂しいことも。それでも、マスターズ陸上の次のクラス(80歳から84歳)で優勝したいですね」、そう次の目標を掲げる西原さん。
「これからもずっと走り続けたい」と話す笑顔は、力強く、明るく輝きます。
1冊のノートに、これまで出場したレース結果を丹念に記録し、次の目標作りに生かしてトレーニングに励んでいる。
引用元:「300個の金メダル・玉名のランナー西原八重子さん」『広報たまな』平成29年2月号抜粋(PDF 約436KB)
※本ページは上記記事を元に加筆・修正して作成しました。人物の年齢・肩書きは平成29年2月1日現在のものです。
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