玉名市公共施設適正配置事業
本市は、平成17年10月の合併後、結果的に用途目的が重複している施設や老朽化が進んでいる施設を多数保有することになりました。合併算定替による交付税が平成28年度から段階的に減額される中、このような施設に対して、従来どおりの維持管理や改修方法を続けていくだけでは、厳しい財政状況を益々逼迫させ、他の行政サービスに重大な影響を及ぼすことが懸念されます。
そこで、中長期的な視点による計画的、戦略的な公共施設のマネジメントに取り組むべく、本市が保有する施設の基礎的情報の収集と分析を行い、実態、課題を様々な観点から「見える化」し、課題解決に向けた公共施設の在り方を検討する基礎資料として『玉名市公共施設マネジメント白書』を平成23年度に策定しました。
平成24年度は、有識者や地域団体の代表者で組織する「玉名市公共施設適正配置計画検討委員会」において、白書から見えてくる課題等を踏まえた公共施設の有効活用、統廃合、適切な施設改修、運営形態の見直し等について協議していただきました。そこで協議・検討された意見がとりまとめられた建議を受け、その内容を反映させて策定したものが『玉名市公共施設適正配置計画』です。
『玉名市公共施設適正配置計画』は、本市が保有する公共施設の適正な配置や効率的で効果的な管理運営を推進するうえで重要な公共施設マネジメントの基本方針となるものです。今後は、本計画に基づいて、各施設の劣化状況評価等による保全優先度や投資的経費の設定を行う総合的視点に立った保全計画の策定、保全優先度等による個別施設の長期整備計画の策定等を実施して、具体的課題改善に向けた庁内横断的な公共施設マネジメントに取り組みます。
『玉名市公共施設マネジメント白書』(平成23年度)
ダイジェスト版については、下記をご確認ください。
『玉名市公共施設適正配置計画』(平成24年度)
- 表紙、はじめに(市長あいさつ)、目次、1.公共施設適正配置計画の位置づけ(PDF 約2MB)
- 2.玉名市の公共施設を取り巻く現状と課題(PDF 約2MB)
- 3.公共施設マネジメントの必要性、4.玉名市公共施設マネジメント方針及び改善検討、5.今後の公共施設マネジメントの進め方(PDF 約7MB)
- 6.玉名市公共施設適正配置計画検討委員会について、用語集(PDF 約5MB)
『玉名市公共施設適正配置計画』全編を印刷する場合は、下記ファイルを開いて両面印刷してください。
カテゴリ内 他の記事
- 2022年11月8日 玉名市公共施設等総合管理計画