第7回 深掘り!菊池川流域日本遺産エピソード日本遺産〜伝説と文化をたずねて〜
更新日:2026年10月1日
雨乞い
菊池川流域の各地には雨乞いの風習が伝わっており、その一つが玉名市の大野下雨乞い奴踊りです。踊り手は江戸時代の参勤交代時の奴の格好をしています。なぜ、そのような格好をするのでしょうか?
関文書「天保三年御内意之覚」によると、雨乞いの際に華美なものを用いているという噂があるため役人が村々に確認に行くと、三味線や太鼓、笛に合わせて踊る村や揃いの衣装を着て踊る村、規則を破って絹地の着物を着ていたり、村印を付けた絹地ののぼりを用いている村があることが分かり、その状況を郡奉行へ報告しています。また、村上文書「天保十年見聞之覚」からは、村々では火消しや随兵、薬売り、狐狩り、忠臣蔵夜討ちなどの恰好をしていたことが分かります。まるで仮装行列のようです。大野下の奴の恰好もこのようなもののひとつだったのでしょうか。
大野下雨乞い奴踊り(玉名市岱明町大野下)
大野下の雨乞い奴踊りののほかに、菊池市の住吉日吉神社雨乞い太鼓、山鹿市の迫雨乞い太鼓踊りや相良雨乞い踊り・小坂雨乞い踊りが伝わっています。
芋生の迫雨乞い太鼓踊り(山鹿市鹿北町芋生)
住吉日吉神社雨乞い太鼓(菊池市泗水町住吉)
住吉日吉神社雨乞い太鼓の由来は、今からおよそ500年前、旱魃に苦しむ人々を救おうと住吉日吉神社の神前で軍の太鼓を三日三晩打ち鳴らし、滝の様な雨に恵まれたことから祈願するようになったと伝わっています。
カテゴリ内 他の記事
- 2026年9月30日 菊池川流域日本遺産周遊スタンプラリーを開...

- 2026年9月30日 秋の神楽奉納

- 2026年9月7日 菊池川流域日本遺産ガイド学び直し研修講座...
- 2026年9月4日 【10月17日まで参加者募集中】菊池川流域を...
- 2026年8月19日 第6回 深掘り!菊池川流域日本遺産エピソー...
- 2026年8月7日 「菊池川流域日本遺産フォトコンテスト」開...
- 2026年7月24日 第5回 深掘り!菊池川流域日本遺産エピソー...

























このページは玉名市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。



































