下水道管について
汚水は、下水道管に流れ込みます。下水道管は、道路の下等に埋没されていて、下水処理場まで運ぶ役割をしています。
下水を運ぶ方式には、合流式と分流式の2種類があります。
合流式とは、汚水と雨水を同じ管で運ぶ方式です。分流式は、汚水と雨水を別々の管で運ぶもので、汚水は下水処理場まで運ばれそこで処理されます。雨水は、川等に直接放流されるしくみです。
玉名市の場合は、主に分流式の方式で事業を行っています。中心市街地の一部は、合流式で行っています。
私たちの家のそばに埋められている管の直径は、約20cmですが、各家庭等から出た汚水を集めて、下水処理場(浄化センター)に運ぶ管の直径は、約3mくらいの太い管になることもあります。
下水道管は、道路の下に網の目のように埋められており、それらがすべて下水処理場まで繋がっています。距離にすると約200kmにもなります。
約40m程度に1ヶ所マンホールを作ります。(場所によって異なります。)
マンホールブロックの上にマンホールの蓋をかぶせます。
マンホールは、下水道管を掃除や検査、修理するために必要なものです。
マンホールの蓋の大きさは、大小さまざまです。
下水道管の管理
下水道管が十分にその役割を果たすためには、定期的に検査や掃除を行い、正しく管理する必要があります。
では、実際の掃除の方法を説明します。
マンホールの蓋を開けて下水道管の掃除をします。大きな管の場合は、人間が行うこともありますが、人間が入れいないところでは専用の機械(高圧洗浄車)を使って下水道管の中に水の圧力で堆積した土砂を押し流してきれいにし、バキュームホースで吸引します。
ポンプ場については以下のリンクをご参照ください
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