合流式下水道の改善について
更新日:2017年3月30日
合流式下水道について
合流式下水道は、汚水と雨水を同一の管路で処理場へ送る方式のことで、汚水及び雨水を速やかに排除でき、水洗化の普及促進や浸水対策を同時に進める手法として優れているため、下水道の歴史が古い全国の自治体で一部採用されています。
本市では、早くから下水道の普及に取り組んできたため、下水道開設当初に整備された一部の区域で合流式下水道を採用しています。
しかし、大雨の時には汚水と雨水が混合して、下水の一部が直接公共用水域へ放流されるため、影響が懸念されていました。
玉名市合流式下水道緊急改善事業について
合流式下水道の問題点が全国的に顕在化したことから、平成15年度に下水道法施行令が改正され、合流式下水道の改善対策が義務付けられました。
本市では、平成16年度に「玉名市合流式下水道緊急改善計画」を策定し、平成20年度に計画変更し、平成25年度までに改善事業が完了しました。その後、放流水質などを計測し、改善計画全ての目標を達成していることを確認しました。
事後評価について
平成28年度に玉名市上下水道事業審議会を開催し、合流式下水道緊急改善事業の事後評価を実施しましたので、その結果を公表します。
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