名誉市民 マラソンの父金栗四三リーフレットの紹介
更新日:2017年4月6日
マラソンの父金栗四三リーフレット
金栗 四三(かなくり しぞう)1891〜1983
明治24年8月20日玉名郡春富村(現和水町)に生まれる。のち玉名郡小田村(現玉名市)池部家の養子となる。
マラソン選手として三度世界記録を樹立。ストックホルム・アントワープ・パリと日本人初のオリンピック出場を果たす。日本初の駅伝、東海道五十三次駅伝や箱根駅伝を始める。
下関ー東京間・樺太(サハリン)-東京間・九州一週を踏破、全国走破を達成する。女子体育の重要性を指摘し振興に努め、戦後すぐ熊本県体育協会をつくり県体育界をリード、県民体育祭を実現するなど、生涯にわたってスポーツの振興・発展に力を注ぐ。
紫綬褒章・旭日小綬賞を受賞、熊本県近代文化功労者、玉名市名誉市民ほか受賞多数。
昭和58年11月13日、92歳で永眠。
生涯に走った距離は25万キロ、地球6週と4分の1といわれる。
年譜
年 | 内容 |
---|---|
明治24年 | 玉名郡春富町(現和水町)に生まれる |
38年 | 玉名中学校(現県立玉名高等学校)進学 |
43年 | 東京高等師範学校(現筑波大学)進学 |
44年 | 徒歩部に入部 オリンピック国内予選で世界記録2時間32分45秒達成 |
45年 | 第5回オリンピックストックホルム大会マラソンに日本人初の出場 |
大正2年 | 第1回陸上競技選手権大会で世界記録2時間31分28秒達成 |
3年 | 玉名郡小田村池部家への養子の話まとまる 第2回陸上競技選手権大会で世界記録2時間19分20秒3達成 |
5年 | 第6回オリンピックベルリン大会中止 |
6年 | 日本人初の駅伝奠都記念東海道五十三次駅伝競走を企画 |
8年 | 下関ー東京間走破 |
9年 | 第1回東京箱根間往復駅伝競走を企画 第7回オリンピックアントワープ大会マラソン出場 ドイツにて、女子体育の振興に目覚める |
11年 | 樺太ー東京間走破 |
13年 | 第8回オリンピックパリ大会マラソン出場 第一線から引退 |
昭和6年 | 九州一周走破 |
11年 | 日本で初のオリンピック誘致に奔走 |
13年 | 第12回オリンピック東京大会返上 |
20年 | 故郷へ |
21年 | 熊本県体育協会初代会長となる 第1回県民体育祭開催 |
27年 | 九州一周駅伝企画 |
37年 | 玉名市名誉市民となる |
42年 | 55年ぶりスウェーデン訪問、54年8ヶ月6日5時間32分20秒3、半世紀目のゴールをはたす |
44年 | 県立玉名高等学校に金栗四三銅像除幕 |
45年 | 金栗杯玉名30キロマラソン大会始まる |
58年 | 92歳永眠 |
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