県下14市でメタボリックシンドローム該当者がワースト1位・・・
特定健診・特定保健指導の法定報告令和3年度の結果
メタボリックシンドローム該当者の割合が25.3%(県:20.8%)
メタボリックシンドローム予備群者の割合が13.7%(県:12.1%)
と県下14市のうち玉名市がワースト1位でした。特定健診を受診した方のうち4人に1人がメタボリックシンドローム該当者ということになります。
メタボリックシンドロームの原因は内臓脂肪の蓄積です。
内臓脂肪がたまることで、脂肪細胞から
- 血圧を上げやすくする
- 血糖値を下げるインスリンの働きを邪魔をする
- 血栓を作りやすくする
など様々なホルモン(悪玉サイトカイン)が分泌されてしまします。その働きにより高血圧や糖尿病、脂質異常症などを引き起こし動脈硬化が進んでしまうため、その原因となる内臓脂肪を減らすことが大切です。
食事の量や内容に気を付けることは大切ですが、最近では食事をとるタイミングも影響することがわかってきました。ポイントとして、朝食を起きて遅くとも2時間以内(理想は1時間以内)にとること。ちなみに、朝食を食べないと1日の総カロリーは500キロカロリー低くなりますが、太りやすさは5倍に上がるという報告もあります。
生活リズム・食事リズムを整えるのチラシ(PDF 約78KB)
次に、夕食は出来るだけ早く済ませること。残業などで21時以降の食事になる場合はおにぎりなどの炭水化物を18時までに食べ、21時以降はサラダや魚などのおかずを中心に軽めに食べるなど「分食」がおすすめです。
動脈硬化をおこさないようにしてくれる善玉サイトカインの出を良くするために、以上のことに注意しながらまずは生活習慣を見直し現体重3%から5%減を目指しワースト1位を脱出しましょう!
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