大河ドラマ「いだてん」トークツアー in 熊本県玉名市
平成31年3月2日、大河ドラマ「いだてん」のトークツアーを玉名市民会館で開催し、主人公・金栗四三を支え続けた実兄・金栗実次を演じる中村獅童さんや1984年のロサンゼルスオリンピックに双子揃って出場したマラソンランナー・宗茂さんと宗猛さんが登壇しました。
テーマは、「兄弟の絆で挑むオリンピック」。
朝妻久実アナウンサーとタレントの小栗さくらさんの進行で、ドラマ撮影の裏話、マラソンの話題など、兄弟の絆をからめた熱いトークに大盛況でした。
獅童さんは玉名市でのロケを振り返り「金栗さんの地元でロケできるなんて、貴重な経験をさせていただいた。昔の暮らしを感じながら演じることができた」とのこと。
「熊本は第二の故郷のよう。人が温かくて食べ物が美味しい。今日も玉名市の景色を見ながら『やっぱり良いところだなぁ』と思って。この魅力を全国の皆さんに伝えられるよう頑張っている。今日も玉名に泊まって温泉に入りたかった」と熊本の豊かさを伝え「熊本に来るたびにラーメンは食べる。今日もここに来る前に玉名ラーメンを食べてきました!」と、その玉名通ぶりに会場が沸きました。
宗兄弟は、金栗四三さんと話したことがあり「『これからは背が高い人が世界に通用するから。世界を目指して頑張れ』と言われた。この人は誰だろうと思っていたら、その人が金栗先生だったことをのちに知った」と振り返りました。
猛さんは「いだてん」の視聴率に触れ「金栗先生の話なので毎週録画して見ている。終わってみても良かったなと思えるドラマになることを期待している」と話し、獅童さんは「大河ドラマらしくないと言われることも、それ自体が挑戦。そんな作品に出会えてありがたい。10年20年たった後に、皆さんの心に焼き付くようなドラマにしたい。全身全霊でやっていく」と力を込めました。
最後にはサプライズなスペシャルゲストとして四三さんの子役・久野倫太郎くんが「すっすっはっは」と走りながら登場。
「会えて嬉しい」と獅童さんも倫太郎くんの登場に驚き、会場と記念撮影をしました。
獅童さんがかけている黄色いタスキは、トークショーのたびに受け継がれているもの。
次の『大河ドラマ「いだてん」トークツアーin 鳥取県鳥取市』に受け継がれます。
いだてん 大河ドラマ館で大歓声
熊本弁で地元ファンと交流
獅童さんは、 詰めかけた大勢のファンを前に「玉名に帰ってきました!」「玉名最高!」とあいさつ。ドラマ中と同じく流ちょうな熊本弁もたくさん飛び出し、大きな歓声と拍手がわき上がりました。等身大パネルには記念のサイン。大河ドラマ館の来館記念メッセージには「金栗四三さんへ 金栗家の誇りたい‼」とつづられました。
玉名市民へメッセージ
獅童さんに玉名市民へのメッセージをいただきました。
「撮影のときは皆さんに協力いただいて今日も皆さんに温かく迎えていただいて、本当に第二の故郷に帰ってきたような嬉しい気持ちです。今度は歌舞伎の姿もぜひ玉名の皆さんに見ていただけたらなと思います。勘九郎くん(金栗四三役)と一緒に来れたらいいですね」と笑顔で話しました。
引用元:「中村獅童さん玉名愛を披露」『広報たまな』令和元年5月号抜粋(PDF 約5MB)
※本ページは上記記事を元に加筆・修正して作成しました。人物の年齢・肩書きは令和元年5月1日現在のものです。
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