「令和3年度金栗四三マラニック」を開催しました
令和4年1月23日(日曜日)、玉名市「いだてん」地域振興協議会が、「令和3年度金栗四三マラニック」を開催しました。今回はあいにく雨が降る中での開催でしたが、熊本市などから80名の参加がありました。
なお、金栗四三マラニックは、厚生労働省のガイドラインや熊本県などの指導に沿って、新型コロナウイルス感染対策を行ったうえで、規模を縮小して開催しました。
金栗四三マラニック開催趣旨
マラニックとは、マラソンとピクニックを合わせた造語です。タイムや順位を競うのではなく、それぞれのペースで自然の景色や観光名所、史跡仏閣などを巡り楽しみながら歩いたり、走ったりするスポーツです。
昨年度、玉名市に2019年大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人で玉名市名誉市民の金栗四三氏ゆかりの地をめぐる2つのマラニックコースが完成しました。
その完成を祝し、監修いただいたプロランニングコーチの金哲彦氏と一緒にコースを巡るマラニックを開催しました。
金栗四三マラニックコース
今回のマラニックは、市役所をスタートゴールとし、金栗四三住家・資料館や墓所を往復する全長14.8キロメートルの特設コースで行いました。
マラニックの中の参加者の様子
スタート
密集を避けるため、4つのグループに分かれ、各グループ5分の間隔をあけてスタートしました。
参加者は、金氏の合図のもと笑顔でスタートを切りました。
往路
スタートした参加者は、金栗四三住家・資料館のある小田地区を目指しました。
雨や風の影響がありましたが、それぞれのペースで楽しんでいました。
金栗四三住家・資料館、墓所
金栗四三住家・資料館では、金栗氏ゆかりの展示品を眺めながら一休みしました。
墓所では、参加者一人一人がお墓に手を合わせ、「体力・気力・努力」の石碑に思いをはせました。
復路
小田地区を出発した参加者は、ゴールの市役所を目指しました。
ゴール
14.8キロメートルの距離を走り終えた参加者は、金栗さんが愛した風景をそれぞれのマラニックをとおして楽しみました。
参加者の声
- 自分のペースに合わせて走ることができたため、とても楽しかった。
- 周りの景色を眺めながら楽しめた。
- 金栗さんを身近に感じ、走ることができた。ぜひ、また参加したい。
金栗四三マラニックの今後
今回の金栗四三マラニックを開催した玉名市「いだてん」地域振興協議会事務局は、「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、規模を縮小しての開催となりましたが、参加者の皆様には満足いただいたマラニックとなりました。今後もマラニックを軸に、玉名型スポーツツーリズムの推進を図り、金栗ゆかりの地玉名の魅力を全国に発信していきたいです。」と意気込みを語りました。
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