ホンダ熊本・荒西祐大投手

玉名市出身のホンダ熊本・荒西祐大(あらにしゆうだい)投手(26歳)がプロ野球オリックス・バファローズからドラフト3位で指名され、平成30年11月15日に仮契約を結びました。

荒西選手は小学生のころ天水少年野球クラブで野球を始め、玉水小学校、天水中学校を経て、玉名工業高校に進学。野球部に所属し、1年生の夏からベンチ入りし活躍しました。

玉名工業高校卒業後、2011年にホンダ熊本に入社。右横手から放たれる140キロ後半の速球が持ち味で、投手陣の柱として活躍しました。また、今夏のアジア競技大会では侍ジャパンのひとりに選ばれ、4試合に登板し無失点と好投。

仮契約後の会見

荒西選手(左)と

中川隆治アマチュアスカウトグループ長(右)

 荒西選手は会見のなかで、「プロ野球選手になるという子どもの頃からの夢が叶った。オリックス・バファローズの勝利に貢献できる投手になりたい」と抱負を語りました。

また、中川隆治アマチュアスカウトグループ長は「来年の開幕まちがいなく一軍の中に食い込んでくれる選手だと確信している。彼のピッチングが優勝に結びつけてくれる」と期待を寄せました。 

仮契約締結を報告のため市長を表敬訪問

荒西選手と

天水少年野球クラブの監督・コーチと

市長

タマにゃんパペットを持つ荒西選手と

市長

平成30年11月30日、プロ野球オリックス・バファローズとの仮契約締結の報告のため藏原市長を表敬訪問しました。荒西選手がドラフト指名と仮契約締結を報告すると、藏原市長は「おめでとう。多くのファンに夢と希望を与える選手になってください」と激励しました。 

その後、天水少年野球クラブ監督・コーチを交えて歓談。荒西選手の少年時代の話で盛り上がりました。小柳監督によると、荒西選手は野球を始めた頃は上手投げでしたが、小学5年生の時に横手投げに転向。また、「体は小さいほうだったが、表には出さない内に秘めた闘争心があった」そうで、現在の強気の投球はこの頃から健在だったようです。

  玉名工業高校野球部OB会による壮行会

同日、玉名工業高校OB会による壮行会が開催されました。恩師や元チームメイトなど約200人が集まり、荒西選手の門出を祝福。玉名工業高校では創部55年目で初となるプロ野球選手の誕生ということもあり、会場全体が喜びに沸いていました。

野球部OB会の島田会長は後輩たちに夢と希望を与えた荒西選手に、「今後のより一層の活躍を期待します」と激励しました。

玉名市への思い 

荒西選手は、「玉名市で生まれ育ち、地域の方々に支えていただいたおかげで、ここまで選手として育ってきた。玉名市の皆さんを盛り上げたい」と感謝の思いを話しました。

平成30年12月15日には、本拠地のある大阪市内でオリックス・バファローズの新人選手入団発表が行われる予定。玉名市から荒西選手に熱い声援を送りましょう!

選手紹介

プロ野球で活躍した玉名市出身者

• 前田智徳さん(サイト内リンク)
• 松岡健一さん(サイト内リンク)