玉名市地域おこし協力隊をご紹介します
玉名市地域おこし協力隊に就任しました
玉名市にお住まいの皆様、はじめまして!
5月1日付で、地域おこし協力隊に任命いただきました、上平健太(うえひらけんた)と申します。この3月まで兵庫県庁で勤務しておりました。
今回、ご縁をいただいた玉名市は、「二千年にわたる米作り」をテーマに日本遺産にも登録されており、江戸時代に高瀬から大阪へと運ばれていた肥後米は「天下第一の米」と呼ばれていたとお伺いしています。
また、日本人初のオリンピック選手であり、正月の風物詩となっている箱根駅伝創設など、日本体育・マラソン普及にご尽力された、金栗四三さんが長年過ごされた地域でもあり、まさに「一流のモノ・ヒトを生み出してきたDNAが受け継がれている地」であると認識しています。
一方、新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響により、地方移住や地方でのテレワークを希望する人が増え、これまで転入超過が続いていた東京都では、昨年、転出者が転入者を上回る月が9月もあり、年間トータルでも前年比で約5万人も転入超過数が減っている状況です。今年に入って1月から3月だけでもすでに前年比で約2万5千人も転入超過数が減っており、実際、私の友人もテレワークで仕事ができるようになり、東京に住むメリットを感じなくなったとのことで、地方への移住を検討しています。
東京に集中する時代ではなく、「東京も含めた、自分が住みたい地方を選択できる時代」に移りつつあるように感じていますが、言い換えれば「地方でもできる時代」、逆に言うと「地方だからできないと言えない時代」へ移行する過渡期にあると感じています。
このように新たな時代を迎えていく中、全国の1,741もある区市町村は、新しい時代に合わせ人を惹きつける魅力的な地域になるのか、何も変わらず衰退していく地域になるのか、今まさに岐路に立っているところだと思います。玉名市には、「一流のモノ・ヒトを生み出してきた歴史」があるからこそ、前者を目指すことができる地域であると確信しています。
そのような地で、私は地域おこし協力隊として、関係人口の創出・拡大に関する業務、移住・定住に関する業務などに従事させて頂く予定ですが、一市民としても「地域のために自分に何が出来るか」を常に考えながら活動していきたいと考えています。
至らぬ点が多々あるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊とは、地方自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事してもらいながら、当該地域への定住・定着を図る取組です。
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