令和5年6月2日開催市長定例記者会見市長挨拶

更新日：2023年6月2日

令和5年6月2日開催市長定例記者会見

市長あいさつ

皆さん、おはようございます。

定例記者会見の開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

先の月例記者会見でご案内のとおり、台湾で開催の国際展示会「InnoVEX(イノベックス)」の視察のほか、官民連携によるトップセールスのため、今週月曜から台湾の方へ出張してまいりました。5月としては異例の勢力の台風2号が接近する中、その影響が危惧されましたが、昨日無事に帰国してまいった次第です。

現在、台湾のTSМCの本県進出に非常に期待が高まる中、この好機を物にするべく本市は独自路線を模索し、その1つの方策として、台湾スタートアップ企業との連携を目指し、その効果が地域課題の解決や新たな魅力づくりにつながるような実証実験の誘致に取り組んでおります。今回、その一環として、最先端のITテクノロジー等を有し世界的に注目を集める台湾スタートアップが多数出展する国際展示会「InnoVEX(イノベックス)」に玉名市のブース出展の機会を頂き、その現地視察をはじめ、本市の民間事業者の協力により仲介いただいた台湾現地企業への訪問等を行ってまいった次第です。今後、台湾スタートアップの実証実験の誘致を加速化するとともに、台湾企業との交流促進を図り、玉名市内事業者への新規事業開発や販路開拓、観光や企業の誘致につなげることで、台湾企業が持つデジタル技術の力を活用した本市の地域課題の解決、また、新たな地域経済づくりに取り組みたいと考えております。

変わって、昨日ですが、玉名市公式LINEの機能を大幅にアップしたリニューアル版を正式リリース致しました。問い合わせの多い「ごみの分別」を始め、国保・年金・健診、子育てに関するお尋ねにチャットが自動回答し必要な手続きが分かるなど、利用者のニーズに即した情報ガイドを行います。また、手続きの申請や講座の予約がLINEで24時間可能となり、対応分野も順次拡大予定。さらに、今月中旬には電子決済に対応した電子申請も開始予定です。このLINEのカスタマイズは住民の利便性向上は勿論ですが、それ以上に庁内の定型業務のDX化を可能にし、職員の負担軽減・事務効率化に大きく寄与するものです。本市は今後このLINEの活用を基軸に自治体DXに勢力的に取り組み、将来的に「持ち歩く役所」「行かない・書かない・待たない役所窓口」の実現を目指すほか、他自治体のモデルケースとなるような自治体DXを展開してまいりたいと考えております。

続いて、今週月曜、九州北部の梅雨入りが発表されました。平年より6日早く、今年も本格的な出水期を迎えております。5月26日開催の本市防災会議にて避難所の見直しが行われ、昨年10月にオープンした岱明防災コミュニティセンターを避難所に指定。防災施設としていよいよ本格運用へと移行します。防災備蓄倉庫も併設し、充実した防災機能を有する本施設ですが、岱明地区の皆様方における地域防災拠点として、その活躍に大いに期待する次第であります。

さて、5月8日の新型コロナ5類移行後、市内各地で多くの催しやイベントが再開され、コロナ禍で疲弊した地域社会に笑顔と元気が戻ってきたことを大変喜ばしく感じますし、地域の活力再生が進むことを強く期待しております。現在開催中の「髙瀬裏川花しょうぶまつり」もいよいよ明日が最終日。花も見頃から咲き終わりに向かい、まさに最後の見どころです。明日は天候も回復し夏日予想ですが、どうか多くの皆様にご来場いただき、玉名の初夏を彩る花しょうぶを最後まで堪能していただければと存じます。

それでは、本日の記者会見の内容でございますが、発表事項として「第2回玉名市議会(定例会)」について、以上1件を。ほかに、投げ込み資料として、別に3件を用意しております。詳細につきましては、担当から説明致します。

以上、申し上げまして、本日の定例記者会見に当たっての挨拶と致します。

表:6月2日開催市長定例記者会見記事一覧
番号	記事件名	区分
1	第2回玉名市議会(定例会)	発表事項
2	男女共同参画週間に伴う啓発活動及び街頭啓発について	投げ込み資料
3	「人権の花」運動伝達式	投げ込み資料
4	博物館からのお知らせ	投げ込み資料