「金栗四三マラニック2024」を開催しました
令和6年1月21日、玉名市「いだてん」地域振興協議会が、「金栗四三マラニック2024」を開催しました。3回目の開催となった今大会には、市内外などから約200人の参加がありました。
金栗四三マラニック開催趣旨
マラニックとは、マラソンとピクニックを合わせた造語です。タイムや順位を競うのではなく、それぞれのペースで自然の景色や観光名所、史跡仏閣などを巡り楽しみながら歩いたり、走ったりするスポーツです。
令和2年、玉名市に大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人で玉名市名誉市民の金栗四三氏ゆかりの地をめぐる2つのマラニックコースが完成し、監修いただいたプロランニングコーチの金哲彦氏と一緒にコースを巡るマラニックイベントを開催しました。
イベントでは、市役所をスタートゴールとし、金栗四三住家・資料館や墓所を往復する全長13.6キロメートルの特設コースで行いました。
マラニックの様子
開会式・スタート
開会式では、金氏より準備運動の指導や、楽しく走るためのアドバイスを行っていただきました。
また、ゲストとして、金栗さんの孫である酒井浩一さん、金栗さんとともにストックホルムオリンピックに出場した三島弥彦氏の孫である三島通利さんと妻由紀子さん、男子マラソンの元世界記録保持者で金栗翁と親交があった重松森雄さん、台湾の市民ランナーでインフルエンサーとして活躍されている呉洧騰さんも参加され、参加者にエールを送られました。
体をほぐした参加者は、笑顔で一斉にスタート!
スタートした参加者は、市役所から小田地区まで続く自然豊かな風景を眺めながら、思い思いのペースで走ります。
金栗四三翁住家・資料館、墓所、ランニングステーション
小田地区に到着すると、まずは、住家・資料館に向かいます。金栗さんゆかりの展示品を眺め、金栗さんの偉大さに感心していました。
次に、住家・資料館隣の古民家を活用したランニングステーションにて休憩。温かいコーヒーやフルーツティーが振る舞われ、一休みしました。
最後に、墓所に向かった参加者は、「体力・気力・努力」の石碑に思いをはせ、お墓に手を合わせました。
ゴールへ
小田地区を出発した参加者は、ゴールの市役所へ向けて再スタート!
途中、風が強く吹く箇所もあり大変だったようですが、走り続けるもよし、ゆっくり歩くもよし、それぞれのペースでゴールを目指します。
13.6キロメートルの距離を走り終えた参加者は、金栗さんが愛した風景をそれぞれのマラニックをとおして楽しみました。
参加者の声
- 自分のペースに合わせて走ることができたため、とても楽しかった。
- 金栗さんの住家は趣があり、また見に行きたい。
- 走りやすいし、マラソンの聖地なので特別。ぜひ、また参加したい。
金栗四三マラニックの今後
今回の金栗四三マラニック2024を開催した玉名市「いだてん」地域振興協議会事務局は、「3度目の開催となりましたが、危ぶまれた天候も持ちこたえ、参加者の皆様には満足いただいたマラニックとなりました。今後もマラニックを軸とした、玉名型スポーツツーリズムの推進を図り、金栗ゆかりの地玉名の魅力を全国に発信していきたいです。」と意気込みを語りました。
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