令和6年二十歳を祝う会を開催しました!
希望に満ち溢れた第一歩
令和6年1月3日、玉名市民会館大ホールにおいて「玉名市二十歳を祝う会」を挙行し、出席者474人を全体でお祝いすることができました。
開式前にアトラクション第1部として「思い出スライドショー」の上映を行いました。
式の様子
アトラクション2部として実行委員会による抽選会を行いました。
令和7年二十歳を祝う会につきましては、広報たまな、ホームページ等でお知らせいたします。
プログラム
- アトラクション1(思い出スライドショー)
- 開式のことば
- 国歌斉唱
- 式辞
- 来賓祝辞
- 代表謝辞
- 閉式のことば
- アトラクション2部(抽選会・中学校区別記念撮影)
式辞
まずは、1月1日に発生しました、最大震度7の石川県能登半島地震は、甚大な被害を及ぼしており、多くの尊い命が失われました。
被災されたすべての方に心からのお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
それでは、令和6年、玉名市 二十歳を祝う会を挙行するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
まずもって、二十歳という人生の大きな節目をむかえられた皆さん、心よりお祝い申し上げます。
本日ご来賓の皆様におかれましては、公私ともに御多用の中ご臨席を賜り 厚くお礼申し上げます。また、式典を挙行するにあたり、実行委員として企画運営いただきました13人の皆さんにも 心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
さて、本日の式典を思った時、奥の細道の冒頭の一説が頭に浮かびました。「月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年(いきこうとし)もまた旅人なり。」という有名な一説です。月日は永遠の旅人であり、過ぎては訪れる年もまた旅人のようなものである。という意味ですが、もしも人生が旅であるならば、皆さんは今、20年間の旅を経験されました。一口に20年と申しましても色んなことがあった長い20年であったとは思いますが、これからの人生の旅は、その数倍が予定されています。私の経験から言うならば、二十歳というのは、まさに新たな冒険の旅の始まりです。人生での「やるべきこと」は自分の経験から増えていくものです。経験から工夫も生まれ、要領をつかめば上手な選択ができるようになります。するとまた新たな「やるべきこと」が見つかり、人生の領域が広がっていきます。何かを始める時、希望と不安、色んな葛藤がありますけれど、失敗を恐れず自信を持って夢を追い求めてほしい、前進する勇気を持ってほしい。私たち先を行く者は、皆さんの成長と成功、そして地域や社会への貢献を心から願っています。
これから皆さんが船出していく社会は、急速に進む国際化や情報化、少子高齢化、多発する自然災害といった、さまざまな課題を抱えており、他方、世界に目を向けると戦争という脅威があって、たいへん厳しい時代だと感じています。そして今、VUCAの時代であると世界が共通認識する時代がやってきました。VUCAとは、予測が難しく変化が激しい社会や経済情勢を表す言葉です。私たちは、社会変化が激しく将来の予測が困難な時代の状況に合わせて、柔軟に対応することが求められています。多様性を認め合いながら、物事に対して臨機応変に対応すること、新しい課題を発見し解決することや、イノベーションをおこすためには、多様なコミュニティの中でアンテナを張り、スキルを磨き、行動することが求められています。これから皆さんには社会の一員として、自分をどのように位置付け、自分がどのような役割を果たしていかなければならないのか、今までと、これからの経験の中で あらゆる認識を深めていただきたいと思います。
ここで、私から皆さんにお願いしたいことがあります。それは、一度しかない人生を心豊かに笑顔で歩んで欲しいということです。その歩みを進めるにあたり、成功することもあれば挫折することもあるでしょう。疲れた時、悩んだ時、そんな時には、安らげる場所、勇気をもらえる場所、帰ってこられる場所として、玉名市はここにあり続けますので、安心してチャレンジを続けていただきたいと思います。
皆さんが育った玉名市は、これまでも、そしてこれからも変わらずに この場所にあり続け、いつまでも皆さんの心のより所として、誇れるまち、愛着を持てるまちであり続けるように、これからもさまざまな取り組みを進めてまいりますので、どんな形でも構いません、皆さんも何らかの形で玉名市に関わりを持っていただいて、今後の玉名市の発展に力を貸していただければ幸いに存じます。
結びに、これまで皆さんを支え、大切に育んでこられましたご家族や地域の皆様に深く敬意を表するとともに、玉名市のこれからを担う皆さんのご活躍を心より祈念申し上げ、式辞といたします。
令和6年1月3日
玉名市長 藏原 隆浩
祝電(五十順)
- 坂梨剛昭様
- 西野太亮様
- 馬場成志様
- 松村祥史様
代表謝辞
本日は私たちのためにこのように盛大な門出の場を設けていただき誠にありがとうございます。無事この日を迎えることができたことを心から嬉しく思います。
また、ご多忙の中玉名市長をはじめ多数のご来賓の方々にご臨席いただき、お祝いや激励の言葉をいただきましたこと、参加者を代表して御礼申し上げます。
この20年間たくさんの人たちに支えられてきました。いつも見守ってくださった地域の方々や時には厳しく時には優しく指導してくださった先生方、泣いたり笑ったりどんな壁にぶつかっても一緒に乗り越えた仲間たち。これが1つでも欠けていれば今の私たちはいなかったかもしれないと思うと感謝の気持ちでいっぱいになります。そして、1番そばで支えてくれていたのは家族です。幼いころから愛情を注いでくれた家族には感謝してもしきれないものがあります。家族のおかげで今日という日を迎えることが出来ました。
さて、私たちは20歳を迎え、すでに就職し社会に出ている者、学業に励んでいる者などさまざまいますが、まだまだ未熟です。私自身、来年度から大阪に就職します。親元を離れての一人暮らし、仲間たちと離れ、全く新しい地でのスタートなど不安なことはたくさんありますが、「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがあるように新しい地でも努力し、後悔のないよう頑張りいつかは熊本、いや日本に貢献できるような人物になってみせます。
この先私たちは一人ひとりがその人にしかない人生を歩んでいきます。私たちが新しい一歩へと進んでいくところをどうか暖かい目で見守り、時にはご指導をいただきますようよろしくお願いいたします。
簡単ではございますが、以上で代表謝辞とさせていただきます。
本日はありがとうございました。
令和6年1月3日
玉名市二十歳を祝う会実行委員会 熊川 小次郎
実行委員
二十歳を祝う会実行委員会の皆さんです。
開式、閉式のことば、代表謝辞、スライドショーの作成、抽選会商品の選定をしていただきました。
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