【環境基本計画】第6回策定会議を開催しました!
平成30年12月20日(木曜日)19時から文化センター和室において、環境基本計画策定に係る6回目のワークショップを開催し、5名の方にご参加いただきました。
今回と次回のワークショップの目標は、事前に策定メンバーの皆さまから提出いただいた「私の考える環境評価指標」の中から、「みんなで選ぶ環境評価指標」を決定することです。
これまでは、アイデアの“発散”がメインのワークショップでしたが、今回から“収束”がメインとなります。
この日は、全部で11施策のうち、約半分の5施策(下記の1〜5)の評価指標を決定することができました。
事前課題「私の考える環境評価指標」
今回のワークショップから、環境に関する11施策についての指標決めを行います。この11施策とは、市の上位計画である総合計画における基本計画のうち、環境に関する施策を抜粋したものです。
- 地下水の保全(自然環境の保全)
- 河川環境の保全(自然環境の保全)
- 沿岸環境の保全(自然環境の保全)
- 森林環境の保全(自然環境の保全)
- 環境保全意識の向上(環境保全への意識啓発)
- 環境保全活動の支援(環境保全への意識啓発)
- 公害の防止(環境保全への意識啓発)
- 温暖化の防止(環境保全への意識啓発)
- ごみ分別収集の推進(循環型社会の形成)
- 循環型社会システムの構築(循環型社会の形成)
- 不法投棄の監視強化(循環型社会の形成)
事前課題では、すべての策定メンバーから、上記11施策に対応する評価指標を最大3つずつ(11×3=33)提出していただきました。これにより、都合が悪くてワークショップに参加することができない方の意見も、広く反映させることができます。なお、評価指標を考えるためのヒントとして、市民1,500人を対象に行ったアンケート及び資料調査の報告書を配布しています。
ワークショップの展開
まず最初に、「みんなで選ぶ環境評価指標」の選定方法について説明し、参加者の同意を得ました。これは、ワークショップの進め方の教科書どおりで、後からやって失敗することを避けました。
次に、参加者に今朝起きた時間の順に整列していただき、1〜5の通し番号を振りました。そして、自身の提案による評価指標であるなしにかかわらず、今決めた番号順に参加者へ評価指標を割り振りました。評価指標は割り振られた参加者ごとに付箋に書き写してもらい、評価指標に相応しくない文言だった場合は、修正していただきました。
次に、あらかじめ中央に施策タイトルを描いた模造紙に、評価指標を書いた付箋をそれぞれ参加者に貼ってもらいました。このとき、似た内容のものを近くに寄せてグループ化してもらいました。すべての付箋が貼られた後、参加者全員で模造紙を囲み、再度確認を行いながらグループ分けを確定しました。
最後に、準備してきた投票用シールを一人数枚ずつ参加者に配り、各自が良いと思う評価指標の付箋に貼っていただきました。シールは先のグループごとに集計し、数が多い上位3つのグループの中から一つずつ、合計3つの評価指標を選びました。原則として、グループ内でもっともシールの数が多い付箋を評価指標に決定しましたが、評価指標に相応しくない文言だった場合などは、その場の話し合いで柔軟に決定しました。
この作業を、施策1から施策5まで順番(取り組む順番は多数決で決定)に繰り返しました。思っていたよりもスムーズに展開しましたが、評価指標をグループ分けする際にもう少し深い議論ができないか、また、評価指標をその都度付箋に転記する時間がもったいないという課題も残りました。
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