弘法大師線刻画像石幢の覆屋が完成しました
更新日:2025年1月1日
令和6年11月25日、玉名市岱明町鍋にある玉名市指定重要有形文化財「弘法大師線刻画像石幢(こうぼうだいしせんこくがぞうせきどう)」の覆屋(おおいや)完成式が、関係者や藏原市長参列のもと催行されました。
この石幢は、総高2mの正八角柱で、弘法大師坐像が各面に11体、合計88体が線刻されています。所有者である中島誠さんの先祖作之丞(さくのじょう)が四国八十八箇所巡礼の際に、阿波国(あわのくに、現徳島県)からこの石幢を持ち帰り、鍋の洲崎(すざき)に陸揚げ後、櫟野村(いちのむら、現大牟田市)の石工(いしく)が整備し、文政6年(1823年)に先祖供養のため大乗妙典(だいじょうみょうてん)を奉納し建立したと伝わります。
風雨などから石幢を保護する覆屋の設置とともに、石幢を敷地奥から道路に面した位置に移設し、参拝しやすくなりました。中島さんは「より多くの方にお参りしてもらいたい」と完成の喜びを語りました。
(完成した覆屋と中島夫妻の写真)
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