石貫ナギノ横穴群
更新日:2021年2月10日
飾縁(横穴墓入口の縁部分)には、赤などで文様が描かれており、内部には屋根形の浮き彫りや太刀のレリーフなど多様な装飾が施されているものもあります。特に6号墓と8号墓の飾縁は赤の円文などで鮮やかに装飾されており、横穴墓としての規模も大きく玉名市が全国に誇る装飾ある横穴墓です。
石貫ナギノ横穴群(いしぬきなぎのよこあなぐん)
【種別】国指定史跡
【員数】45基
【指定年月日】大正10年3月3日
【所在地】玉名市石貫字後田2386
【所有者】民間団体
【内容・特徴】
繁根木川右岸には、灰石と呼ばれる阿蘇溶結凝灰岩の崖面が多くあり、その崖面250メートルほどの範囲にわたって横穴墓が造られています。これらは古墳時代後半に造られた墓地で、遺体を置く部分(屍床)が多いもので一つの横穴墓につき3ヶ所設けられています。
【地図】
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