青木熊野座神社のナギ群
更新日:2009年4月1日
員数:3本
所在地:玉名市青木字上前田131番地
青木熊野座神社境内に3本の巨大なナギがあります。推定樹齢は400年以上で、境内に不動明王の御神体として祀られています。
ナギは、幹囲(拝殿東側)、樹高(磨崖梵字前)が最大であり、樹冠も市内の大形ナギと比べ遜色がありません。
境内に3本のナギのうち1本は、熊本県指定史跡「青木磨崖梵字群」の前に立ち、樹高は最大です。拝殿東側のナギは幹囲が市内でも最大です。現在も熊野座神社の御神体として信仰の対象であり、木の正面には石祠が設けられています。
規模
- 磨崖梵字前のナギは幹囲1.8メートル、樹高約17メートルの雌株です。
- 拝殿東側のナギは幹囲2.5メートル、 樹高約8.5メートルの雄株です。
- 拝殿裏のナギは 幹囲1.3メートル、樹高約10メートルの雌株です。
参考事項
ナギの原産地は、中国南部より台湾にかけてで日本では、四国、九州、沖縄などの暖地に分布しています。
県内では、水俣市薄原神社のナギ(県指定天然記念物)が最大であり、幹囲3.9メートル、樹高25メートル、樹齢約800年の巨樹が知られています。
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