農業用ハウス整備の支援を行います(園芸施設有効活用緊急支援事業)
園芸農家の皆様へ
農家の減少や資材費等の高騰によりハウス整備が困難になっている状況から、施設栽培産地の縮小が懸念されます。そこで、施設園芸産地の発展を目指して、担い手が実施するハウス整備を支援します。
本事業は、令和6年度に行った施設園芸産地緊急発展事業の後継事業となります。
事業対象要件
- 地域計画に位置付けられた担い手(認定農業者、及び認定新規就農者の方は皆様位置づけられています)
- 事業実施後、8年間継続して施設を利用すること。
- 施設園芸共済の加入に努めること。
補助率
3分の1以内
補助上限額
10アール当たり2,500千円
下限事業費
300千円
(附帯設備の事業費は全体事業費の50%未満、及びハウス本体に係る事業費を下回ること)
事業内容
中古ハウスの移設
他人からハウスを譲渡(借受)して、移設すること。個人所有のハウスの移設は原則、集約する場合に限る。
(ハウスの取得費(注1)、解体撤去費、運搬費、建込費、必要となる部材費、附帯設備(注2))
移設先が賃借売買する農地の場合、農地中間管理機構を介し契約すること。
ハウスの長寿命化(補修・補強、仕様変更等)
ハウスの取得費(注1)、補強等に必要な部材、施工費、附帯設備(注2)
(注1)…ハウスの取得費は、残存耐用年数が残っており、新品当時の取得費用が書類で確認できる場合のみ対象。
(注2)…ハウスの移設や長寿命化をしたうえで、最低限必要な温度制御機能を果たす設備等(被覆資材、サイド巻上げ設備、換気設備、カーテン設備、換気扇、加温設備、防虫ネット等)
〈補助対象外〉
温度制御機能の附帯設備としてみなせない設備(炭酸ガス発生装置、循環扇、育苗ベンチ、栽培槽、かん水設備、電照設備、寒冷紗、遮光ネット等)
採択について
予算内の採択となります。
採択の優先は、
- 中古ハウスの移設
- ハウスの補修・補強
- ハウスの仕様変更
の順とし、それぞれの中で10アールあたり事業費が低いものから優先とします。
事業の手続き
- 事業実施中の監督、事業実施の確認は農家の皆様(申請者)が行ってください。
- 補助金の支払いは、事業完了後の約3週間後に指定口座への振込みを予定しています。
- 書類等は、期限内に市へ提出してください。申請者印が不要である申請書等以外はデータ提出も可能です。
受付期間
令和7年4月10日(木曜日) 午後5時15分まで
注意事項
- 令和8年2月上旬までに完成し、業者への支払いを完了することが条件となります。
- 市からの交付決定通知を受けてから事業を開始することができます。(令和7年7月予定)
- 令和6年度に、『施設園芸産地緊急発展事業』を利用したハウスは、本事業を利用できません。
- 振込手数料は、事業費に含めることができません。
- その他、詳細や不明な点は事前にお問い合わせください。
要望調査
提出先:玉名市役所2階 農業政策課 0968-75-1126
提出物:3者以上の見積書写し、要望調査票(市役所窓口にて準備しています)
その他:来庁時には、印鑑(認め印可)、通帳等(補助金振込先がわかる物)をご持参ください。
要望調査票記入項目として、補助対象ハウスの所在地、面積、申請者の課税区分(本則または簡易課税)等がありますので、ご自身の正確な内容を把握されておいてください。
様式一覧
必要事項を入力し申請書等をご準備いたしますので、来庁前にお電話にてご連絡をお願いいたします。
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