気迫あふれる金栗さんの銅像、新玉名駅に
更新日:2018年11月11日
若き日の金栗四三さんをモデルにした銅像が、九州新幹線新玉名駅に登場しました。
この銅像は、 金栗さんの母校である玉名高校の同窓会(前田利為会長)が「日本マラソンの父」と称される金栗さんの功績をたたえようと建立したものです。玉名高校の創立115周年事業として、2018年11月11日に除幕式が行われました。
東京高等師範学校(現筑波大学)で加納治五郎に見いだされ、世界記録を樹立するなど「日本スポーツ界の黎明の鐘」となるべく気迫あふれる20歳ごろの金栗さんの姿が表現されています。
銅像の制作は玉名高校の卒業生で彫刻家の緒方信行教授(熊本大学教育学部)によるもの。金栗さんの現役時代の写真をもとに、熊本大学の現役アスリートの体形や筋肉の付き方を参考にしたそうです。決意に満ちたりりしい表情で腕を組み、足袋を履いて力強く立った迫力ある銅像です。
除幕式には、同窓会関係者のほか玉名市長や同校生徒会長、金栗さんのご遺族も出席。式典後は記念撮影など、新たなシンボルの完成を祝ってにぎわいました。
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