「玉名型ウェルネスツーリズム」モニターツアーを開催しました
7月16日、玉名市「いだてん」地域振興協議会が、高齢者を対象とした日帰りモニターツアーを開催しました。今回のモニターツアーは、同協議会が推進する「玉名型3つのツーリズム」のうち「玉名型ウェルネスツーリズム」の取り組みであり、昨年に引き続き2度目の開催。熊本市などからモニター13名の参加がありました。
玉名型ウェルネスツーリズムとは
玉名型ウェルネスツーリズムとは、金栗四三翁が実践した、「女性・障がい者スポーツの振興や健康マラソンをはじめとする健康づくり」などの取り組みを生かし、性別や年齢、障がいの有無に関係なく、誰もが楽しむことのできる旅行の事です。
九州看護福祉大学との連携
今回のモニターツアーは、福祉や医療を学ぶ九州看護福祉大学のサークルのひとつであるスポーツサポートチーム「Iris(アイリス)」の学生20名の協力のもと、高齢者の受け入れやおもてなしを行う上で必要な課題を洗い出す事を目的に開催しました。
モニターツアー内容
対面式
モニターの方々と学生の対面式を、九州看護福祉大学で実施。
お互いに自己紹介が終わると、すぐに打ち解け、会話が弾んでいました。
金栗四三翁住家・資料館
小田地区金栗四三ゆかりの地保存会のガイドの説明を受け、金栗翁住家・資料館を見学。
ガイドの説明に、モニターの方々も学生も聞き入っていました。
健康教室
学生による「健康教室」を、市民会館会議室で開催。
骨密度・握力・足指力の測定、健康体操、熱中症対策講座を実施しました。
モニターの方々は、熱中症対策の話や学生のアドバイスに真剣に耳を傾け、座って行う健康体操を熱心に取り組んでいました。
蓮華院誕生寺奥之院
世界最大級の大梵鐘を誇る蓮華院誕生寺奥之院では、境内を散策。
モニターの方々と学生は感慨深げな面持ちで、住職の説明に耳を傾けました。
解散式
九州看護福祉大学で、1日の感想を述べ学生がお見送り。
モニターの方々の中には、学生との別れを惜しんで涙ぐむ人もいました。
参加者の声
参加されたモニターの方からは、「学生たちとも世代を超えた交流ができた。ぜひまた参加したい。」などの声が聞かれ、学生は、「コミュニケーションを学ぶ非常に良い機会となった。今回経験した事を、今後の学生生活に生かしていきたい。」と感想を述べていました。
玉名型ウェルネスツーリズムの今後
今回のモニターツアーを開催した玉名市「いだてん」地域振興協議会事務局は、「今回のモニターツアーで判明した課題を分析し、玉名型ウェルネスツーリズムを代表する新たな旅行商品の造成を目指していきます。」と意気込みを語りました。
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