「玉名型ウェルネスツーリズム」モニターツアーを開催しました
10月29日、玉名市「いだてん」地域振興協議会が、高齢者を対象とした日帰りモニターツアーを開催しました。今回のモニターツアーは、同協議会が推進する「玉名型3つのツーリズム」のうち「玉名型ウェルネスツーリズム」の取り組みであり、7月に引き続き3度目の開催。熊本市などからモニター24名の参加がありました。
玉名型ウェルネスツーリズムとは
玉名型ウェルネスツーリズムとは、金栗四三翁が実践した、「女性・障がい者スポーツの振興や健康マラソンをはじめとする健康づくり」などの取り組みを生かし、性別や年齢、障がいの有無に関係なく、誰もが楽しむことのできる旅行の事です。
九州看護福祉大学との連携
今回のモニターツアーも前回に引き続き、福祉や医療を学ぶ九州看護福祉大学のサークルのひとつであるスポーツサポートチーム「Iris(アイリス)」の学生15名の協力のもと、高齢者の受け入れやおもてなしを行う上で必要な課題を洗い出す事を目的に開催しました。
モニターツアー内容
金栗四三翁住家・資料館
まず、金栗四三翁住家・資料館を見学し、小田地区金栗四三ゆかりの地保存会のガイドによる説明を実施。
ガイドの説明に、モニターの方々も学生も聞き入っていました。
高瀬地区周辺
高瀬地区にある本町商店街や高瀬裏川水際緑地公園を散策し、地元ガイドによる説明を実施。
商店街では、柳屋茶舗、安田製菓店、田尻高瀬飴本舗にてお土産を購入するなど、
モニターの方々はとても満足されていました。
昼食
昼食は、金栗が好んだ食材を使った特製弁当を堪能。
金栗翁ゆかりの長者饅頭も振る舞われました。
健康教室
九州看護福祉大学の学生と合流し、「健康教室」を開催。
学生による、大学やサークル活動の紹介の後、グループディスカッションを行い親睦を深め、
骨密度・握力・足指力等の測定、健康体操を実施。
モニターの方々は、学生のアドバイスに真剣に耳を傾け、健康体操を熱心に取り組んでいました。
参加者の声
参加されたモニターの方からは、「学生たちとも世代を超えた交流ができた。ぜひまた参加したい。」などの声が聞かれ、学生は、「コミュニケーションを学ぶ非常に良い機会となった。今回経験した事を、今後の学生生活に生かしていきたい。」と感想を述べていました。
玉名型ウェルネスツーリズムの今後
今回のモニターツアーを開催した玉名市「いだてん」地域振興協議会事務局は、「今回のモニターツアー及びこれまでのツアーで判明した課題を分析し、来年度は玉名型ウェルネスツーリズムを代表する新たな旅行商品の造成を目指していきます。」と意気込みを語りました。
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