箱根駅伝100回記念「瀬古利彦氏講演会」を開催しました
7月30日、玉名市「いだてん」地域振興協議会が、玉名高等学校において、箱根駅伝100回記念金栗四三スピリット2023講演会を開催しました。この講演会は、金栗スピリットを生かすプロジェクトの一環で、今回は玉名・荒尾地域の中高生約110人が参加しました。
講師は、公益財団法人日本陸上競技連盟・ロードランニングコミッションリーダー、DeNAアスレティックスエリートアドバイザーの瀬古利彦氏です。
「心で走る 〜夢を叶えるために、今できること〜 」
今回の講演会は、「心で走る 〜夢を叶えるために、今できること〜 」をテーマに開催。
現役時代や東京オリンピック2020に向けて奔走したエピソードを紹介され、目標達成に向けた心の持ち方を語っていただき、「試合の前に失敗を考えない、試合中は今できることをやるのみ」と精神面を鍛える事も重要だと伝えられました。
また、瀬古氏のサイン色紙やサイン入りTシャツをかけた抽選会も行い、会場は大いに盛り上がりました。
参加した生徒は、「夏の練習はきついが、途中で諦めずに自分を信じて努力したい。」と意気込んでいました。
講師紹介
瀬古利彦氏
1956年、三重県生まれ。高校時代から本格的に陸上を始め、インターハイでは800メートル・1500メートルで二年連続二冠を達成。早稲田大学へ進み、故中村清監督の下、ランナーとしての才能を開花。箱根駅伝では4年連続で「花の2区」を走り、3年・4年次では区間新(当時)を獲得するなど、スーパーエースとして活躍した。トラック・駅伝のみならず、大学時代からマラソンで活躍し、国内外のマラソンで戦績15戦10勝。圧倒的な強さを誇る。現役引退後は指導者の道に進み、オリンピック選手を3人輩出するなど後進の育成に注力。2016年より日本陸連マラソンリーダーとしてマラソングランドチャンピオンシップ(MGCから五輪日本代表選考会)設立に奔走。2019年のMGCを成功に導いた。現在、DeNAアスレティックスエリートアドバイザーを務める傍ら、日本陸連マラソンリーダーとして2023年のパリ五輪に向けて日本マラソンの強化活動を行っている。
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