クラリンダ市に訪問予定の中学生が対談
玉名市と姉妹都市のクラリンダ市(アメリカのアイオワ州)
約28年間の交流が続き、平成30年10月に市長を団長として玉名市から総勢11人がクラリンダ市を訪問します。
公式訪問には中学生が参加し、ホームステイで海外の文化を体験。
今年は松嶋夕佳さん(岱明中3年)、望月蘭さん(天水中2年)、安岡綾李さん(玉名中2年)が参加します。
3人は、平成26年に参加した坂本瑞貴さん(熊本高等専門学校4年・有明中3年時に参加)と虎本清楓さん(津田塾大学1年・玉陵中3年時に参加)に当時の話を聞きました。
(写真:左から松嶋さん、安岡さん、望月さん、坂本さん、虎本さん、市長)
市長:4年前、クラリンダはどうでしたか。
坂本:玉名と同じように程よい田舎。心地よくてのんびりしていて、人はフレンドリーでした。
虎本:目が合うと笑って手を振ってくれて。「昨日もすれ違ったね!」と話しかけてくれる人も。
市長:過ごしやすそうですね。中学生の皆さんは参加が決まってどうですか。
松嶋:社会科がすごく好きで、海外の文化に触れたいと思っていたので楽しみです。
安岡:希望者が多い中決まったので、帰国後は皆に学びを共有したいです。
望月:好きな書道を現地で披露したいと思って、前よりも練習を頑張っています。
市長:クラリンダで印象に残っていることは?
虎本:同世代の人たちと野球場に行ったとき、野球も見ずに辞書を使いながら話してばかりいました。仲良くなれて、とても楽しかったです。
坂本:偶然パレードがあって、見れて嬉しかったです。雰囲気や文化の違いに驚きました。
虎本:音楽がきっかけで姉妹都市になっていることもあって、同世代の人たちとは好きな音楽の話もしました。
坂本:お互い知っている曲を口ずさんで、盛り上がりました。
市長:良いですね。現地で何をしたいですか?
望月:好きな英語で現地の人と話すことが楽しみです。海外の人は自分の意見や広い視野を持っていると感じているので、その姿勢を吸収したいです。
安岡:色んな文化に触れ、さまざまな景色を自分の目で見てみたいです。
松嶋:甘いものが好きなのでアイスを食べたいです。英語は一番苦手なので、少しでも得意になれたら嬉しいです。
市長:2人が訪問して学んだことは?
坂本:ホームステイ先の人と習い事の話になったとき「アメリカでは、みんな自分がやってみたい事にたくさん取り組んでいるよ。色んなことにチャレンジしたほうがいい」と言われて、自分もやりたいことにチャレンジするようになりました。クラリンダは、自分に自信をつけてくれた場所です。
虎本:行く前はアメリカの文化などを1つに決めつけていました。実際はさまざまな人が異なる価値観も認め合っていて。当たり前と思っていることは当たり前じゃないかもしれないことを知りました。今は大学で国際文化について広く学んでいますが、1つの物事を色んな角度で見れている自分にふと気づきます。クラリンダはその一歩だったと思います。
市長:素晴らしい。これから行く皆さんも帰ってくる頃には、同じように色んな学びがあるかもしれませんね。出発までの時間を大切に、共に良い公式訪問にしましょう。
平成26年の公式訪問の様子
クラリンダ市公式訪問
日程
平成30年10月1日(月曜日)〜10月6日(土曜日)
参加者
市長、市議会議員2人、玉名国際交流協会長、市役所職員3人、玉名市内中学生3人、通訳兼現地コーディネーター
参考リンク
- クラリンダ市の概要 (サイト内リンク)
- クラリンダ市との交流経緯 (サイト内リンク)
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