『〜玉名市まちなかグランドデザイン〜まちなか未来図』の策定について
『〜玉名市まちなかグランドデザイン〜まちなか未来図』策定!
玉名市では、都市機能が集積する市の中心部(まちなか)の活力と魅力を高めることで、市民が健康で笑顔あふれる良質な暮らしが実感できるにぎわいのあるまちづくりを実現し、その効果を市全域へと広げていくため、令和5年度に「玉名市まちなか未来プロジェクト」を発足しました。
本プロジェクトでは、民間(市民や事業者など)と行政が連携し「共に考え、共に動き、共に創り出す、幸せを実感するまちづくり」に持続的に取り組んでいきます。令和6年度に民間主体の組織である「玉名市まちなかプラットフォーム」(諮問機関である「玉名市まちなか未来デザイン協議会」とまちづくり実行機関である「まちなか魅力向上委員会」で構成)を設立し、さまざまな取り組みを官民が連携して行ってきました。
また、市民拡大ワークショップやまちなか出前ワークショップを実施し、取り組みを通して広く市民の皆さまと意見交換を重ねながら、玉名のまちなかが目指す将来像を練り上げて出来上がったのが、まちなかにおけるまちづくりの方向性を示す指針『〜玉名市まちなかグランドデザイン〜まちなか未来図』です。
ぜひ『まちなか未来図』をご一読ください。そして、『まちなか未来図』の実現に向け、一緒に取り組んでいきませんか?
私たちは「みんなでつくろう!幸せ実感、大好き玉名」を合言葉にまちづくり活動を進めます!
今後とも玉名が目指す官民連携によるまちづくりにご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

『まちなか未来図』が出来上がるまで
令和5年度
玉名市まちなか未来プロジェクトを発足し、庁内で部署をまたがった横断的な検討を行うための組織「玉名市まちなか未来プロジェクトチーム」を設立しました。
プロジェクトチームでは、全体会議や事務局会議などを経て、官民連携によるまちづくりや目指すべきまちなかの将来像について話し合いました。そして、民間の方々と話し合う際のたたき台となる「玉名市まちなかグランドデザイン原案(たたき台)」を作成しました。
玉名市まちなかグランドデザイン原案(たたき台)については、以下のページをご確認ください。↓
令和5年度の取り組み
- プロジェクトチーム全体会議 計9回
- プロジェクト事務局会議等 計20回
- その他(講演会、視察研修など)
令和6年度
「玉名市まちなかプラットフォーム」を構成する2つの組織、「玉名市まちなか未来デザイン協議会」と「まちなか魅力向上委員会」を8月に設立し、『まちなか未来図』策定に向けた取り組みをスタートしました。
広く市民の皆様と意見交換するため、市民拡大ワークショップやまちなか出前ワークショップを開催し、そこで出た意見や昨年度行ったプロジェクトチーム会議での意見を参考に、まちなか魅力向上委員会とプロジェクトチーム検討を重ねました。
また、行政財産である旧庁舎・中央病院・商業施設(マルショク)跡地につきましては、行政内の関係各課を集結し「跡地活用分科会」を開催し、その利活用について検討しました。
これらの取り組みを通して、『〜玉名市まちなかグランドデザイン〜まちなか未来図(案)』を作成し、広く市民の皆様からご意見をいただくため、この案についてパブリックコメントを実施しました。
パブリックコメントの結果は以下のページをご参照ください。↓
最終的に、「玉名市まちなか未来デザイン協議会」に『まちなか未来図(案)』の諮問・答申を行っていただき、令和7年3月31日に『まちなか未来図』を策定しました。
令和6年度の取り組み
- プロジェクトチーム全体会議 2回
- プロジェクト事務局会議 15回
- 跡地活用分科会 10回
- 玉名市まちなか未来デザイン協議会 3回
- まちなか魅力向上委員会会議 30回 など
『まちなか未来図』の概要
『まちなか未来図』で描いたまちなかの未来について一部ご紹介します。
まちづくりのあいことば『みんなでつくろう!幸せ実感、大好き玉名』(まちなか未来図P12)
市民・事業者・行政などがみんなで一丸となってまちづくりに取り組むため、『誰もが幸せを実感でき「玉名大好き!」と自信を持って語ることができるまちをみんなで創り出し、未来につなげていきたい』という気持ちを込めて『みんなでつくろう!幸せ実感、大好き玉名』というキャッチコピーを作りました。
まちづくりの5つのコンセプト(まちなか未来図P13,14)
「幸せ実感」を実現するため、『みんなで一緒に「やろう!」「かたろう!」「ほっとしよう!」「はぐくもう!」「つながろう!」』の5つのコンセプトを掲げ、まちづくりに取り組んでいきます。
まちなかの6つのエリア(まちなか未来図P15からP31)
まちなかエリアを地域の特色やポテンシャル、地域のつながりなどを加味して「玉名駅」「駅通り」「高瀬・繁根木」「温泉」「文教」「新玉名駅」の6つのエリアに分け、それぞれの特色を生かしたまちづくりを進めます。
まちなかにある3つの公有地の利活用(まちなか未来図P32)
まちなかの主要な公有地(旧庁舎跡地、中央病院跡地、商業施設跡地)については、それぞれのビジョンを描き、周辺との緊密なつながりの中で果たすべき役割を効果的に発揮する拠点としてマネジメントし、活用に当たっては民間事業者などとの連携による事業手法についても積極的に検討します。
まちづくりの推進体制(まちなか未来図P33)
『まちなか未来図』の実現に向けて「玉名市まちなかプラットフォーム」、「市民・事業者・市民団体など」、「行政」が「共に考え、共に動き、共に創り出す」の考えのもと、連携を図りながら官民ともに活動の透明性を確保し、持続可能なまちづくりを進めます。
今後の取り組みについて(まちなか未来図P34)
『まちなか未来図』の実現に向け、「何のために」「いつ」「誰が」「なにを」「どのように行うのか」必要な取組・施策をまとめた実行計画「アクションプログラム」を令和7年度に作成し、補助事業や民間活力などの活用に向け、計画段階から利用者や事業者などの意向を踏まえながら進めます。
また同時に、サウンディング型市場調査やトライアルサウンディング、社会実験などの取り組みを実施し、できることから着実に事業を進めます。

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