【環境基本計画】第4回評価会議を開催しました!
第2次玉名市環境基本計画(リンク)に基づく環境関連事務事業の評価(環境政策アセスメント)の第4回会議を、令和元年9月25日水曜日19時から玉名市文化センター視聴覚室において実施しました。16名の評価メンバー登録者のうち9名の方にご参加いただきました。
最初に、前回同様に環境政策アセスメントについて理解を深めていただくため、制度等についての質問時間を30分設けました。環境政策アセスメントの結果については、シート形式にまとめて市ホームページで公表し、市民からの意見を募集して報告書としてまとめ、来年度以降の環境関連事務事業に反映していく予定です。
本題のワークでは、前回までの会議で最後まで終わらせることができなかった主要施策「自然環境の保全」の一部及び「循環型社会の形成」の一部についての評価を行いました。今回も多数のご意見やご質問をいただき、最後は時間が不足してかけ足になりましたが、すべての事務事業の評価を予定どおり終えることができました。
主要施策「自然環境の保全」の一部
主要施策「循環型社会の形成」の一部
最後に、いつもどおりふりかえりの時間を設け、一番印象に残った事務事業やワークショップの進め方などについて、参加者全員から多数のコメントをいただきました。
ワークショップの最後に参加者からいただいたコメント |
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広範囲の取り組みの必要性が、よく理解できました。もう少し各事業の横のつながりとか簡素も必要ではないかと感じました。 |
今回も判断に迷うものが多く、後で「違ったかも・・・」と思うこともありました。環境についての事業は本当にさまざまで、ただの慣例のものが多いイメージもあります。民意が入ることで、それを打破していけたらと切に願います。 |
特定金属工業施設の検査⇒特定に限らずすべての施設で実施された方がよいのでは。検査方法も住民との対話を交えたものであってほしい・・・ |
【菊池川流域同盟】広域の関係市町が河川浄化という目的で協力し合う。この方式は、環境対策のあらゆる分野で見習うべきと思う。 |
用水路や排水路は必要なものだと思うので、予算をつけて整備してほしい。 |
なるだけ自然の形を残す工事を目指してほしいと思いました。いざ自然に戻そうと思った時は、相当な費用がかかります。子供達が身近に水と遊べる場所があることはとても大事だと思います。 |
河川環境と森林環境は同時に考えて、別々に問題提起する事はどうかと思います。河川環境で、自然に近い川岸が保護されて行く事は絶対守りたいと思います。 |
悪用水路事業において水路の生物多様性について調査した上で水路工事ができるといいのではと思いました。ただ、水の流れのわるいところでは、残すべきものがあるかというと私はわかりません。30年前に横島にはヘイケボタルがたくさんいたのですが、水路改良により絶滅したのを確認しています。このようなことがおこらなければと心配しています。 |
排水路の整備費(悪用水路整備事業)がなぜ、河川環境の保全につながるのかが分からない。 |
6億円以上の巨額の費用を清掃施設維持に使っている事実を市民はもっと考えるべき。本来、これは誰が負担すべきなのか |
これまでの会議で56の環境関連事務事業を評価してきましたが、今回すべての評価を終えることができました。全4回の評価会議には、延べ33人の評価メンバーの方にご参加いただいています。この環境政策アセスメントは、市民の方にご参加いただくことで成り立っています。ありがとうございました。
なお、近々実施する予定の今年度最後の会議は、これまでと趣向を変えて「市民提案事業」を考える場にしたいと考えています。
評価会議参加者(評価メンバー)の募集
“環境政策アセスメント”へ参加するためには、事前に評価メンバーへの登録が必要です。
評価メンバーは下記リンクで募集しています。
【環境基本計画】環境政策アセスメント評価メンバーの募集(リンク)
玉名の環境に関心のある方は、ぜひご登録ください!
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