玉名市骨髄等移植ドナー助成事業について

白血病などの重い血液の病気と診断され、骨髄バンクドナーからの移植を待ち続けている人が多くいらっしゃいます。

白血病などの治療法のひとつとして、患者に健康な人の骨髄や末梢血幹細胞を移植する方法がありますが、この方法の場合、患者に骨髄等を提供する人(ドナー)は、提供時には骨髄等採取のための入院だけでなく、検査などの通院も必要となり、7日間程度を要することとなります。そのため、休業による経済的負担などから提供を辞退されるドナーも少なくないのが現状です。

そういった状況から、玉名市では、ドナーやドナーが勤務する事業所に対する支援として、令和5年度より助成を行っております。事業の詳細は次の通りです。

対象事業

公益財団日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業

(移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律(平成24年法律第90号第2条第5項の規定に基づき行われる骨髄・末梢血幹細胞提供あっせん事業)

対象者

1.2.ともに、次の要件を全て満たす必要があります。

1.ドナー

• 上記事業において、骨髄等の提供の完了した日(提供に係る入院をして退院した日)及び助成金を申請した日において本市に住民登録している人

• 勤務する事業所に有給のドナー休暇等(年次有給休暇を含む)の制度がない、又は、骨髄等の提供に係る通院等に要した期間の全部もしくは一部で有給のドナー休暇等を取得していない人

2.ドナーの勤務する事業所

• 当該ドナーに対して、骨髄等の提供に係る通院等に要した期間の全部もしくは一部で有給のドナー休暇等を付与していること

助成金額等

助成金額は、骨髄等の提供に係る通院等に要した日数に対して、1日当たり以下の金額を乗じた額です。日数の上限は10日です。ただし、通院等に要した日数は、本市に住民登録されている期間に限ります。

1.ドナー

1日当たり2万円

骨髄等の提供に係る通院等に要した日数のうち、有給のドナー休暇等を取得していない日が対象です。

2.ドナーが勤務する事業所

1日当たり1万円

骨髄等の提供に係る通院等に要した日数のうち、有給のドナー休暇等を付与した日が対象です。

また、骨髄等の提供に係る通院等とは、次の通りです。ただし、玉名市に住民登録がされている期間であることが要件となります。

• 健康診断のための通院
• 自己血採血のための通院
• 骨髄等採取のための入院
• その他骨髄等の提供に関して、骨髄バンクが必要と認める通院等

申請手続きについて

助成を受けようとするドナー又はドナーが勤務する事業所は、骨髄等移植ドナー助成金交付申請書(様式第1号ドナー用)(様式第2号事業所用)と次に掲げる書類を添えて、市長に提出する必要があります。また、助成金の申請期限は、骨髄等の提供が完了した日の翌日から起算して1年以内となります。

1、ドナー

• 骨髄バンクが発行する骨髄等の提供を証する書類その他通院等の日数が確認できる書類
• 骨髄等の提供に係る通院等に要した日に、有給のドナー休暇等を取得していないこと及び骨髄等の提供に係る通院等に要した日数を証明する書類
• その他、市長が必要と認める書類

2、ドナーが勤務する事業所

• 骨髄バンクが発行する骨髄等の提供を証する書類その他通院等の日数が確認できる書類
• 申請ドナーが骨髄等の提供に係る通院等に要した日に、有給のドナー休暇等を付与していること及び有給のドナー休暇等を付与した日数を証明する書類
• その他、市長が必要と認める書類

申請書等様式

申請書等の様式は次の通りです。

骨髄等移植ドナー助成金交付申請書(ドナー用)(様式第1号)(WORD 約129KB)

骨髄等移植ドナー助成金交付申請書(事業所用)(様式第2号)(WORD 約131KB)

骨髄等移植ドナー助成金交付決定通知書(様式第3号)(WORD 約60KB)

骨髄等移植ドナー助成金不交付決定通知書(様式第4号)(WORD 約57KB)

骨髄等移植ドナー助成金交付請求書(ドナー用)(様式第5号)(WORD 約105KB)

骨髄等移植ドナー助成金交付請求書(事業所用)(様式第6号)(WORD 約84KB)

お問い合わせ

玉名市役所  保健予防課(保健センター)

住所:郵便番号 865-0016  熊本県玉名市岩崎133

電話番号:0968-72-4188