所有者、管理者を探しています
更新日:2025年9月1日
寛政4年4月1日(1792年5月21日)、雲仙普賢岳の火山活動に伴う眉山崩壊によって引き起った大津波は、有明海沿岸において人命や家屋など多大な被害をもたらしました。死者は、肥後国で約4,600人に及び、のちに「島原大変、肥後迷惑」とまでいわれました。玉名地域では干拓地を造成中であった下沖洲村や鍋村で被害が甚大で、県内での死者は玉名郡が最も多く、2,221人と記録されています。市内には扇崎千人塚供養塔など、この津波災害に伴う供養塔などが数か所残されており、玉名市指定文化財となっています。
この度、文化財保護審議会委員の調査によって玉名市滑石と小浜の墓地にもこの津波被害で亡くなった人の墓碑2基があることが分かりました。文化課ではこの墓碑2基を玉名市指定文化財にする方向で考えており、それに伴って所有者または管理者を探しております。お心当たりがある人は、文化課までご連絡ください。
期間:令和7年12月末まで
滑石の墓碑
場所:玉名市滑石字西原2020の墓地内
被葬者名:釈了西、釈尼妙正 ※俗名なし
【地図】
小浜の墓碑
場所:玉名市小浜字中牟田812の墓地内
被葬者名:釈玄瑞 ※俗名なし
【地図】
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