自転車の安全な利用について
自転車は車のなかま〜自転車はルールを守って安全運転〜
自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、「車のなかま」です。道路を通行するときは、「車」として、交通ルールを遵守するとともに交通マナーを実践するなど安全運転を心がけましょう。
また車の運転手も歩行者も自転車のルールを知って、お互いを思いやり、安全を心がけましょう。
自転車安全利用五則
- 自転車は、車道が原則、歩道は例外
- 車道は左側を通行
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
- 安全ルールを守る
飲酒運転禁止
二人乗り・並進の禁止
夜間ライトを点灯
信号を守る
交差点での一時停止安全確認 こどもはヘルメット着用
自分で出来る簡単な点検方法(点検場所は「ブタはシャベル」と覚えましょう)
自転車に乗る前にチェックしましょう。
- ブレーキ(前タイヤと後タイヤのブレーキはよく効くか)
- タイヤ (空気は十分入っているか。すり減ってないか)
- ハンドル(まっすぐついているか。サドルとの高さは5〜10センチメートルか)
- シャタイ(車体 ライトは点灯するか。反射材は割れていないか、後ろ、横から見えるか)
ベル (警音器 よく鳴るか)
自転車保険に加入しましょう
自転車事故でも、被害の大きさによっては数千万円の賠償金の支払いを命じられるケースもあります。
2013年7月、神戸市の住宅街の坂道で、小学5年生の少年が運転する自転車と、通行人の62歳女性が衝突し、女性はその後意識が戻らず、寝たきりになったという事故では児童の保護者に9251万円の賠償額が求められました。
万が一に備え、自転車保険に加入しましょう。
TSマーク(自転車向け保険)
自転車安全整備士が点検確認した普通自転車に貼付されるもので、このマークには障害保険と賠償責任保険、被害者見舞金(赤色TSマークのみ)が付いています。(付帯保険)
※「TS」は、TRAFFIC SAFETY(交通安全)の頭文字をとったものです。
TSマークには、青色マーク(第一種)と赤色マーク(第二種)があり、賠償内容が違ってきます。
青色TSマーク(第一種TSマーク)
・傷害補償
死亡もしくは重度後遺障害(1〜4級) 30万円、入院(15日以上) 1万円
・賠償責任補償
死亡もしくは重度後遺障害(1〜7級) 1,000万円
赤色TSマーク(第二種TSマーク)
・傷害補償
死亡もしくは重度後遺障害(1〜4級) 100万円、入院(15日以上) 10万円
・賠償責任補償
死亡もしくは重度後遺障害(1〜7級) 1億円
・被害者見舞金
赤色TSマークが貼付された自転車に乗車中の事故により、入院15日以上のけがをさせた相手方に10万円が支払われます。
TSマークは上のようなマークのある「自転車安全整備店」で購入または点検整備を行い、基準に合格すると自転車に貼付されます。TSマークの有効期間は1年間です。1年ごとに点検整備を行いましょう。点検日と自転車整備士番号のないものは無効となります。TSマーク貼付の手数料は自転車販売店によって異なりますので、ご確認をお願いします。
詳細は下記リンクより、「財団法人 日本交通管理技術協会」のホームページをご覧ください。
自転車運転者講習制度
所定の違反行為(危険行為)14項目を過去3年以内に2回以上繰り返すと、自転車運転者講習の受講が義務付けられます。講習手数料6千円は受講者負担となります。受講命令に従わない場合は5万円以下の罰金が科されます。
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