ミニトマト産地魅力化作戦
ミニトマト産地魅力化作戦
日本一のミニトマトの生産地は熊本県です。その中でも玉名市はトップクラスの生産地です。しかし市民は「ミニトマトの生産地って聞いたことないな」「生産が多いって聞くけど、本当に多いのか。日常生活では感じたことがないです」といった声も。
どうしたらミニトマトの名産地になれるのか?この課題を、専修大学熊本玉名高校と熊本県立大学、玉名市が共同して取り組むことになりました。
座組
課題に取り組むのは、専修大学熊本玉名高校情報メディア科3年生。
そのサポートとして、玉名市内でミニトマトの栽培と販売を行い、さらに同校の卒業生でもある株式会社ベジライズの社長の米村美城さん。
熊本県立大学環境共生学部の松添直隆教授と武庫川女子大学食物栄養科学部食創造科学科本田智巳先生というメンバーに協力いただいております。
全体的スケジュール
回数 | 日時 | 流れ |
---|---|---|
第1回 | 9月30日 | 動機付け、生産者の声、トマトの分解授業 |
第2回 | 10月4日 | プロモーションをする上での基礎知識 |
第3回 | 11月18日 | プロモーション案の提案 |
第4回 | 12月2日 | フィードバックからの改良 |
第5回 | 12月16日 | 記者発表会 |
ミニトマトの資料
令和5年度の青果物卸売市場調査、令和5年青果物卸売市場調査報告(ミニトマト)によると、産地別の卸売り数量の1位は27,859トンの熊本県。2位は7,984トンの北海道。3位は7,549トンの愛知と続きます。
【出典】青果物卸売市場調査 令和5年青果物卸売市場調査報告(産地別)https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040200684(外部リンク)
【出典】青果物卸売市場調査 令和5年青果物卸売市場調査報告(産地別)https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040200684(外部リンク)
取り組み
第1回
初回ということもあり、まずは玉名市内の農産物の中でミニトマトに着眼した理由について説明しました。さらに、専修大学熊本玉名高校の卒業生で、玉名市内でミニトマトの生産・販売を行っている株式会社ベジライズの米村美城社長をお招きし、生産現場やどのような思いでトマトを生産しているのかなどについてお話をいただきました。
その後、武庫川女子大学の本田智巳先生によるミニトマトの分解(ミニトマトにまつわる話を細かく分解し、研究する手法)授業がありました。
第2回
第2回は、トマトの栄養素と題して、トマトがどのような栄養素を持っているのかについて学びました。
第3回
第3回は、第2回までを踏まえて、学生が本市のミニトマトをPRするためには、どのような方法があるのかを話し合い、レシピとプロモーション策を考えて、発表しました。
▼提案されたレシピとプロモーション
- ピノヤマトマト(レシピ)
- トマト大福(レシピ)
- ミニトマト酢(レシピ)
- 浅漬けトマトのカプレーゼ(レシピ)
- マルゲリータラーメン(レシピ)
- トマトグラタンパイ(レシピ)
- トマトのごま油和え(レシピ)
- ミニトマト販売促進ポスター(プロモーション)
- トマト劇場短編動画(プロモーション)
第4回
第4回では、前回の発表を受け、武庫川女子大学の本田先生の生徒さんも手伝っていただき、レシピの監修をしていただきました。
第5回
第5回は、専修大学熊本玉名高校多目的室において、「ミニトマト魅力化大作戦成果発表会」と題して、記者会見を開催しました。
ここで発表されたものは次のとおりです。
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