伊倉南・北八幡宮大祭と練り嫁行列
更新日:2018年4月16日
伊倉南・北八幡宮の春季大祭の節頭行事である練り嫁行列が行われました。
平成30年4月15日(日)、伊倉南・北八幡宮の春季大祭で恒例の練り嫁行列が行われ、美しく着飾った女性たちや稚児姿の子どもたちが伊倉のまちを練り歩き、両八幡宮へ参詣しました。
今年の節頭区(祭りの世話役)は南八幡宮が天水町竹崎区、北八幡宮が唐人町区が務め、太鼓や笛の音に合わせてまちを練り歩きました。
練り嫁の由来には次のような伝承があります。昔、祭りが近づくと若い娘のいる家に白羽の矢がささり、その家は娘を人身御供として差し出さなければならなかったといわれています。そこに通りかかった旅の六部(諸国巡礼の行脚僧)が身代わりとなり、娘を食べる怪物を退治したといわれ、以後、祭りでは若い娘たちが宮参りをするようになったそうです。
練り嫁行列の後には、各地区の子供会による子供神輿や神楽の奉納も行われ、沿道は見物客でにぎわいました。
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